こんにちは、黄金の如意宝珠を探して、です。
 
前々回、禁断の免疫について書いたかと思います。
 
これですね。

免疫システムが騙されるとは その1

 
この続きを書いてみたいと思います。
 
まずは、やはり、
 
免疫システムが騙される? なんて、
 
恐らく、ほとんどの人が
 
自分の免疫が壊れるなんて
 
そんなこと、
 
あるわけないと思っていると思うのです。
 
私自身、そうでしたから。。。
 
でも、免疫システムなど、悪魔の使者に狙われたら
 
簡単に破壊されてしまう、そういうものなのです。
 
自己免疫疾患という病気があるそうですが、
 
原因はさまざまあると思いますが、
 
その中には、病原菌の感染によって
 
正常に作動していた免疫システムが攪乱を受けて
 
つまり、免疫システムが病原菌の放出する抑制物質によって
 
騙されてしまい、病原菌に冒されていない、
 
なかったことにされることがあるそうです。
 
実際、なかったことにされても、病原菌が存在して
 
増え続けるために、発病に至ることになるわけです。
 
参考までに以下のような記事がありました。
 
「マラリアはどうやって免疫システムを騙しているか?」
 
マラリアは免疫システムを騙すため、重症になりやすい病気です。
 
ご存知のように、蚊によってマラリア原虫を媒介される
 
恐ろしい病気です。
 
沖縄科学技術大学院大学(OIST)さまのページから
<一部引用>
 
マラリア病原体には、
その感染力を高めるための戦略の1つとして、
「ロゼット形成」というものがあります。
これは、感染赤血球を正常赤血球が
囲んで花びら状の配列を形成するというものです。
 
中央の赤血球に寄生したマラリア原虫が
周囲に引き寄せられた正常赤血球を容易に感染できるため、
感染効率が高まります。
ロゼット形成はマラリアの重篤化と高熱の発症を
引き起こします。
細い血管ではロゼット状の感染赤血球は
毛細血管の内壁に付着し、血液の流れを妨げるため、
高熱を発します。幼児や高齢者では毛細血管内壁が薄いため、
マラリアに感染すると特に重篤化する恐れがあります。
 
ロゼット形成に重要な役割を担っているのが、
熱帯熱マラリア原虫赤血球膜タンパク質(PfEMP1)です。
PfEMP1 タンパク質は感染赤血球の表面に発現し、感染初期の生体防御機能を担う抗体の 1 つである
IgM 抗体を巧みに操ります。IgM 抗体は病原体または感染細胞に結合すると、補体系の様なほかの免疫分子を呼び寄せて補強します。OIST の研究員らは、IgM 抗体が 1~2 個の PfEMP1 タンパク質に結合し、感染細胞の表面にブーケ状の結合体を形成する様子を可視化することに成功しました。これにより、スコグランド教授が「PfEMP1 タンパク質と IgM 抗体はマジックテープのように絶妙な結合強度で絡み合い、免疫システムを巧みに操っています」と説明するように、マラリア原虫はブーケ状に形成された IgM 抗体をうまく利用し、より多くの赤血球を周囲に引き寄せロゼット形成を加㏿させる様子が見て取れます。さらに、ブーケ中に取り込まれた IgM 抗体は補体系と結合することができず、感染細胞を攻撃することができないということがわかりました。
 
三次元可視化技術によってマラリア原虫の生存戦略が明らかに。
 
<引用終わり>
 
ロゼット形成という仕組みにより
 
マラリア原虫はブーケ状に形成された抗体を
 
カモフラージュのように周りをまとい、
 
白血球からの攻撃を受けないようにする
 
という、なかなかの技ですね。
 
また、このような記事もありました。
 
NATUREさまより引用
 
免疫系をだますダニのアレルゲン
室内塵ダニ(ヒョウヒダニ属)はアレルギーのよくある原因であり、喘息発作を誘発することが知られている。室内塵ダニの主要なアレルゲンであるDer p 2はダニの糞塊中に高濃度で存在し、Toll様受容体シグナル伝達複合体の構成分子の1つと構造的相同性がある。今回、この相同性が、強力なアレルギー反応を引き起こす機序にかかわっていることが示された。Der p 2は、Toll様受容体複合体の成分であるタンパク質の機能を模倣して、「自己アジュバント」として働き、実際に免疫系をだまして細菌感染に直面していると思わせることがわかった。
<引用終わり>
 
ダニ類は、特に最近、ニュースで出ているマダニは
 
、皮膚にかみつくときに痛みを感じなくさせる
 
物質を出すとともに
 
セメントのような物質で自分を固定するそうです。
 
(マダニ以外にもさまざまはダニ類がいますよ。
 
ダニは大きくわけて、表面が硬いのと柔らかいものの
 
2種類に分類されています。
 
マダニは硬いので硬ダニ(hard-tick)、
 
ヒメダニなどは軟ダニ(soft-tick)に分類されます)
 
そして、吸血ととも、免疫を破壊するような病原体を
 
体内に入れてきます。
 
そして、リケッチアの病気を媒介するわけです。
 
コトバンクさまより引用
 
リケッチア症
りけっちあしょう
rickettsiosis
リケッチア科に属する微生物を病原体とする感染症で、発疹(はっしん)チフス、発疹熱、ロッキー山紅斑(こうはん)熱、つつが虫病、日本紅斑熱、Q熱、五日熱などが含まれ、それぞれ病原リケッチアを異にする。多くは一度感染すると長期または終生の免疫が得られるが、発疹チフスの場合には再発例が報告されている。診断は、病原リケッチアを分離するか、補体結合反応などによる血清学的検査法によって患者血清中のリケッチアに対する抗体価が4倍以上の上昇を認めた場合に確定する。テトラサイクリンやクロラムフェニコールなどの抗生物質が特効的に効くが、これはリケッチアの増殖を抑制するだけであり、早期治療によって症状が回復しても体内にはリケッチアが残っているので、薬剤投与をすぐに中止すると再発することがある。なお、発疹チフス、ロッキー山紅斑熱、Q熱に対しては不活化ワクチンがつくられており、予防に用いられる。[柳下徳雄]
 
<引用終わり>
 
あとは、蚊などが媒介するフィラリアですね。
 
これを媒介するのは、蚊だけじゃないですよ。
 
フィラリア感染者は
 
全世界で1億2000万人に達し、
 
ヒトの寄生虫疾患ではマラリアに次ぐ頻度である。
 
しかし感染者の中で症状が出現するのは10~20%程度である。
 
しかもミクロフィラリア血症とリンパ浮腫の発症頻度や
 
症状の程度は相関しない。
 
慢性的な持続感染をきたす最大の理由は
 
寄生虫に対し免疫が成立しないことであり、
 
また、感染によりリンパ液の貯留をもたらす
 
VEGFが誘導される。
 
興味深いことに、フィラリア感染患者に
 
抗菌薬ドキシサイクリンを投与すると、
 
フィラリア虫体の消失と同時に
 
上昇していたVEGFも低下する。
 
いかにドキシサイクリンはさまざまな病原体に
 
有効な抗生物質としても、細菌よりはヒトに近い寄生虫に
 
有効であるというのは長く謎であった。

しかし近年、フィラリアには微小な細菌である
 
リケッチアに近縁のウオルバキアが共生しており、
 
これが宿主への免疫調節やトール様受容体(TRL)2を
 
介したVEGF-Cの誘導に必須であることが分かった。
 
その3に続く。

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