苫米地博士ファンのChinsuiです。

 

君は1万円札を破れるか?

破れます!

 

余裕。

今更、ちょっとくらいお金あっても幸せにはなりませんしね。

お金の価値なんて、交換して初めて顕在化するもので、本当にお金自体が欲しい人なんていない。

なんで、お金お金と言うのか。

 

思いつくのは・・・。

 

① 極貧になる不安から

 生活苦に陥り、惨めな思いを、するかもしれない。

 これは、具体的な、飢餓や病気、不自由に対する恐怖とは違います。

 だいたい、断食でもしてない限り、飢餓の苦しみなんて、知らないでしょ。

 

 因みに、精神医学では

 「恐怖」は、その対象がはっきりしているものをいい、「不安」は、その対象がはっきりしていないものをいう。

  (『君は1万円札を破れるか?』p.21 より)

                                 らしいです。

 

② 馬鹿にされるから

 これでしょ。

 婚活女が「年収なんぼ?」というのも、貧乏くじを引いたと、人に馬鹿にさたくないから。

 取り敢えず、マウンティングで負けないかどうかが、気になるんじゃない?

 だから、実際の裕福さではなく「年収」という、サラリーマンなら共通の試金石を気にする。

 些少の生活の不自由より、好きな男と一緒にいた方が幸せなのは、彼女達も分かってるはず。

 それとはまた別に、馬鹿にされたくないだけ。

 

 私は、平成の日本社会の人とは思えない極貧を経験しています。

 しかし、大丈夫ですよ。

 たぶん誰でも。

 一番金ない時は、1日にココナッツサブレ1袋(98円)を、紅茶につけて食べるってのを、3日続けたことがあります。

 栄養が足りないので、長期間は出来ない生活ですが、飢餓からは、ほど遠い。

 全然辛くない。.

 飢餓への恐怖はないです。

 ちょっと働けば、まともな食事ができますしね。

 辛いのは、ここから抜け出せないのではないか。という不安。 

 

 ②についてが、誰にとっても、問題だと思います。

 貧乏だと、仲間はずれにされたり、友達がいなくなったりすることもあるでしょう。

 悔しいこと、屈辱的なことですが、幾ら持っていたなら、それが無くなりますか?

 そいつらの平均よりちょっと上くらいでしょうか。

 では、それより裕福な集団に属せばやられてしまいます。

 さらに、容姿や血筋家柄などを理由にやられることもあります。

 幾ら金があっても馬鹿にはされますよね。

 金だけでは、負けたくない?

 そんなことないでしょ。

 これも、取り敢えず、不安なだけです。

 

博士もよく言ってたけど、飢餓への恐怖を知ってる世代(戦後すぐに成人した世代でしょうか。)による刷り込みで、今の人が、金、金言っているのでしょう。

金がないと馬鹿にされると今の人が思うのも、高度成長期、みんなが同じような人生のサラリーマン社会で(社宅とかで)、主婦が実際に味わった屈辱への恐怖が、刷り込まれているのかも知れません。

今の人にとっては、対象がはっきりしない不安

飽食且つ、多様化甚だしい現代人には、いわれのない悩み。

 

でも、金は要るやろ

どうすんねん!