春の訪れ | 運命己知

運命己知

神子・・・私は、お前の影。
いつでも剣となり、楯となろう。
お前の役に立つならば・・・私は幸いだ。

暫く、留守にしていた。済まない。


数日前の名残り雪も去り、雪国には、ようやく春が訪れ始めた。


草色を展張す 長河の畔

花房を点綴す 小樹の頭


河の畔には、青々とした草が生え、小花が咲いている。そして、水鳥が、悠々と泳ぐ。

また、早咲きの桜が、満開になろうとしている。






早咲きの桜以外の桜は、蕾が、固いものが多く、開くまでまだ掛かる。だが、中には、咲かんとする蕾も、ある。


神子の住む場所は、桜が、咲いているだろうか。


今の時期は、季節の、変わり目でもある。体調を万全にして、過ごしなさい。