もう一度家賃保証=サブリースというものを考えてみまっか・・・
一番の売り文句は、入居率は一切関係ナッシングで一定額の賃料を毎月支払いまっさちゅうところにおます
また契約期間も、年・年・年一括借り上げとバリエーションも豊かですな~
こう言われると、現在は家主受難の空室地獄の時代!
天から福音が聞こえ、まさに持ちかけてきた金融業者やハウスメーカーに後光が射しハレル~ヤと錯覚しますわ(笑)
素直に解釈すれば、借り上げ期間は雨が降ろうが槍が降ろうが、ず~っと定額を支払い続けてくれるものと解釈しますわな
営業トークを要約すると、
「ワテらのゆーこと聞いたら、全て計画通りもうかりまっせ~(ウケケケ)」
ホンマけ?
嘘ぴょ~ん
借り上げ契約書を読むとこうありますわ・・・
賃料は2年毎に見直す!以上!
ちゅうことは、一定額の借り上げを、契約期間中ず~っとするなんて夢の夢でんがな
市場の変化と連動して上下するのなら、借り上げしてもらう必要おまへんのちゃいまっか
通常サブリース会社は、募集賃料の割を借り上げ料や保証料といってピンハネしますねん
保証分の9割も気ーつけなケツの毛まで抜かれまっせ~(このトリックは自分で考えてくんなはれ)
前回の新築の例でも挙げましたけど、新築というだけで価値がありますわな・・・
言い換えると、新しいうちは放っとっても入居者は来まんねん(最近例外もおまっけど・・・)
建てもんは古くなったところで当然人気が落ちまっしゃろ?
電化製品でもそうですな~
新製品が出れば、型落ちは当然値崩れがしますわな・・・
古い商品を従来通りの値段で売るちゅうのは無理な話でんな
そこで年毎の賃料見直しが登場しまんねん
契約書をよー読まんと、めくら印ポンポン押してると
「そんな話聞ーてへん!」オーナー
ちゅうことになりまっせ~
このまえもサブリース契約に立ち会いましてんけど、
「家賃が下がったら困るで~」オーナー
「今まで当社では、家賃を下げたことがおまへん」ハウスメーカー
(嘘つけ!ほな下げへんて契約書に書いてみ~)ワシ
尚、契約書に家賃自動増加特約があっても、実務上は有効ではないという考えが主流ですわな・・・
つまり、サブリース会社と建築業者が一貫して計画し、賃料は上がり続けるという話を元にスタートし、契約書にも2年毎に5%家賃は増やしますとあってもひっくり返されまっせ~
「そんなアホな契約書は絶対や」と思いまっしゃろ
サブリースとはいえ、借地借家法には32条の強行規定がおますので・・・
詳しくはサブリース紛争の判例 をポチッと
怖なりましたやろ?(笑)
そんなんされたら収支計画がワヤやちゅうたら、協議が整わんのでチャイナラ~と魅力のなくなった古ブツが返されるわけでんな
そうそう一例でっけど、多分どこも似たようなモンや思いまっけど
某管理会社のサブリース収支表みましたらエグイ内容でしたわ
以前のサブリース契約より、ますますボッタ度が
・最初から賃料設定が、この広さならよっぽどのことが無い限り下がらんだろうちゅう値段(当初サブリース会社ボロ儲け)
おまけに経常経費に
「オノレが貸主やろっ!転貸者への滞納督促はオノレでやらんかい!」と感じたのは、
・入居者募集(契約業務)・入退去の管理(精算)・家賃監視滞納処理(滞納者への連絡、督促、集金)と称して、オーナーへの出費を計上(年間5%)
・分けのわからん費用で○○○24と称して年間50万強計上
多分のサブリース訴訟に発展せんでエエ用に、最初から余力を得る為にボリよる
まさに人の褌で相撲をとり、汚れた褌はポイ♪(*^ ・^)ノ⌒☆でんな・・・
オーナーの安定を!と謳われた一括借り上げ!
トンデモナイ仕組みです(笑)
オーナーはん
安易に保証してもらう前に、今一度その計画を考えてみまへんか