ニューヨークの病院で働く1年目の内科研修医です。

休暇中なので今回はコロナから離れて、最近の日常生活を。

2週間の休暇中、娘と24時間一緒です。
よく考えてみると、
こうして精神的にものんびりと一緒に過ごすのは産後1ヶ月以来初めてだったんです。


思い返すと...


妊娠中は必死に勉強して、USMLE(米国医師国家試験)のstep1とstep2CSを受験。

産後は日本から母が来てくれて、1か月食事や家事のサポートをしてくれました。

産後1か月は勉強の事は忘れてのんびりと過ごしていました。
産後1番平和な時間だったかも。


産後1か月を過ぎると、娘が眠った隙にいかに勉強するかを考えるようになり、落ち着かない日々が始まりました。

日本へ帰国したり、楽しい時間も過ごしていたのですが、どこかいつも焦りがあり。


そして生後8か月頃から友人がベビーシッターを引き受けてくれ、毎日数時間預けてまた必死に勉強。


そして推薦状をもらうためにオブザーバーシップ(病院での見学実習)も行い。

2歳近くなると、近くの保育園に数時間預けるようになり。
娘を送り届け、スタバや図書館で勉強。


3つ目の試験、step2CKが終わると今度はレジデントへの応募や面接の準備。実際の面接。


昨年3月に晴れてレジデント(研修医)にマッチしたら、ホッとしたのも束の間、今度はstep3の勉強と受験。


そしてあっという間に仕事が始まり、今に至るという感じ。

一日中一緒にいるという事がなかったんですよね。


24時間一緒にいて感じるのは、
食事の準備が忙しない!
っていうのが1番。笑

3食用意するのって結構大変ですね。
でもぱくぱく食べてくれると嬉しい!


それから私といるのが本当に嬉しそうで。

パジャマから普段着に着替えようとすると、いつも必ず
「Do you go la lucru? 
(La lucruはルーマニア語で仕事の意味) 
= お仕事行くの?」
と聞いてくるんです。

毎日置いていかれないか不安なのかな。
「お仕事行かないよ」と言うと
嬉しそうに笑います。

一緒に近所の桜を見たり


朝、保育園のリモートラーニングに参加して、イースターエッグのデコレーションしたり。
(絵具がないため蛍光ペンで。笑)


バックヤードでチョークでお絵描きしたり。


納豆食べたり。(意外に納豆好きだった!)


のんびり楽しく過ごしてます♡

家の周りを歩く健康な人々を見るとホッとします。

非日常だけど、まだここには平和があるんだなぁ。
早く日常が戻るといいな。