まず、前回第一回の投稿の分で
訂正があります。
辻潤(吾郎ちゃん)が学校を辞めてきた時の台詞が、「自我を通す為に辞めてきた」と、自分の意志であるように描かれてましたが、実際は野枝との同棲が問題となって、辞めさせられたのでした(野枝の資料に書いてありました)。

辻潤のなげやりな、すてばちな態度はそこの影響があったのではないかと思いました。

もちろん、その道を選らんだのは自身なので、何の言い訳も擁護もできる訳もなく、元々そういう要素は持っていたという事ですから。

さて、第二回はいよいよ、伊藤野枝の出奔です。
一言で云うと、私は違和感しか感じませんでした。
私はは古くて保守的なのかなぁ。
同じ女性として、共感も、応援する気も起きないんですよ。

女性解放や新しい女性像って、
結局、
男性関係において、周囲も返り見ず、自分の気持ちのままに、突き進む事なのか?と思いました。
自由恋愛=女性解放なの?
つまるところ、そこ?
なんだかなぁって、少しがっかり。
(原作を読んでないので、あくまでもドラマから受けた印象です)。

辻潤=吾郎ちゃんの演技は益々乗ってきましたね。
写真は大杉栄と初めて出会うシーン。
今後の事を、一瞬で予感してる表情ですよね。
その後も、毎日のらりくらり。
達観してると云うか、ひねくれてるというか、、、。

もし野枝と出会ってなければ、少し左寄りの思想は持ちつつも、学校の教師として平凡ながら、堅実に生きれたかもしれない。
それが幸福だとは云いきれないが、少なくとも悲惨な最後を迎える事はなかったのてはないか。
運命か、、、💗