「風よあらしよ」
始まりました~~。

結構シビアなドラマなので、
何か緊張しましたよね。
もちろん、吾郎ちゃんが、ダダイスト辻潤を演じるからなんだけどね。

実は、
私は、歴史にも思想史にも余り興味が無いので、伊藤野枝も、辻潤も、名前さえ知りませんでした。
平塚らいてうと大杉栄は歴史で習ったので、名前と、女性解放の先駆者位の事は知っていましたけど。

伊藤野枝。
当福岡の今宿出身という事に、まず驚き!。
海岸のシーンは今宿海岸で撮影したのかな?。

さて、第一回。
原作は読んでいないので、ドラマを見て感じた事。

野枝は、貧しい暮らしの中、どうやって東京の女学校へ行けたのか?
が、描かれていませんでしたね。(二回目に出てくるのかな?)
私、そこ結構引っ掛かったんですよね。
女性解放運動に関わっていく出発点ですから~~。
しかも、当時は福岡の田舎から東京の学校に行くのは、並大抵の事ではなかった筈ですよね。

さてさて、肝心の
辻潤=吾郎ちゃん。
悪い奴ちゃねぇ!!
女性解放の意識、野枝の目を開かせた事は間違いないのだけれど~~。
ドラマを見るまでは、私は反体制ながらも、一本筋の通った立派な人間だと思い込んでいたんです。
野枝と出会った教師の頃は、少なくとも、そう見えるけれども、おっとドッコイ!。
「自我を大事にしたいから、学校辞めてきたよ」と笑いながら
野枝に告げるシーンに、私はゾーッとしました。

この後、最後の尺八のシーンまで、徐々に本性が露わになっていきますよね。
なんだか「13人の刺客」の
残忍な殿様がだぶってきました。

生きる事に、何の喜びも感じず、人生に飽きている。
という点で~~。

辻潤は、ダダイストと云うより、エゴイスト、ニヒリストっではないのかな?と私は感じました。

で、ドラマを見た後、ちょっと気になってネットで調べてみたんです。
ネタバレになるので、書けないけれど、いや~~
何処までドラマで描いているのか、怖々期待しています🎥💗