今日は、前に参加申込みをしていた「もっと知ろうよ!緩和ケア」という講座に行ってきました。
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緩和ケアの担当医や看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、厚生労働省の課長さんや患者会の方々からのお話がありました。

十数年前と今とでは、緩和ケアの考え方も実態も随分変わりましたが、それでもまだまだ我々患者側にも医療従事者にも周知されているとはとても言い難い。

緩和ケアは、ガンと知らされた時から治療と並行して始まるそうです。
緩和ケア科の外来とは、病状が初期であれ何であれ、療養上・生活上の心配事や不安な気持ちなど様々なことを気楽に話せる場所と思ってください、と。

例えばがん拠点病院であれば、相談コーナーも充実し医療者達の意識も高いでしょうが、
私が通う総合病院では
「緩和ケア科には余命半年と宣告されなければ受診出来ない」
「治療中に生じる不安感や心配事は精神科に受診してください」
…と、バッサリ切り捨てる看護師が相談窓口を取り仕切っている現状です。

医療従事者の勉強不足は大変残念なことではありますが、私達患者側ももっと自分の病について学習し、一般的平均的治療ではなくて
「私の…」
「私だけの治療」
を積極的に求めていく姿勢が大事なんじゃないか?って思いました。