最期の一文字

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先日あるテレビ番組で、地方のある在宅医が訪問先の患者さん達に「遺したい一文字」を書くよう薦めていて、クリニック内で展示会を開いた様子を見た。

番組が追っていた80代の方は元書道の先生だった方で、決して体調が良くない中、それでも墨と筆🖌と半紙を前にするとシャキッとされて、力強く、迷うことなく
「都」
と永年連れ添った妻の名を書きました。

亡くなる3日前、家族や病院スタッフのたくさんのチカラを借りて、彼は展示会を見に行き、自分の書いた「都」の字をジッと見つめていたのが印象的でした。

壁一面に貼り出された一文字の作品たち。

多くの作者は既に彼岸かも知れないけど、そこに書かれた
「幸」とか「愛」の字は、その方の人生を、遺していく家族や友人たちへの真心を表した一文字なんだなぁ…と思いました。

私なら…何と書く?

今はまだ、具体的に「最期の時」をイメージ出来ない状況ですが、
今、書きたい字は?

そして、
最期の時に、
頭に浮かぶ字は?

折々に考えてみたい…と思います。
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