今日は半年毎の消化器内科による腹部エコー検査の日。
消化器内科関連では肝臓の様子を、泌尿器科関連では腎臓と膀胱の様子を見るための検査です。

最近の病院スタッフは、どなたもみんな丁寧で優しいですね。
今日の検査技師さんもよく気が回る方でした。

検査は、ヌルヌルのジェルをお腹に垂らしたあと、検査機器の先っちょをお腹に当ててグイッと押しては画像を撮る繰り返しで、痛くも痒くもないのですが、時々撮影した画像に矢印⇨を入れるのが気になる。
「ホラ!ここんとこ、何か変なものあるでしょ?」ってシルシ付けられた感じ。

一緒に画像を見ながら「そこはどこ?」と聞くと「腎臓です」とか「膀胱です」とか答えてくれるんですけど、多くは語らない。
来週の消化器内科と泌尿器科の再診の時に、よく聞いてみるしかないですね。

私は今、肺腺癌が再発してリンパ節に転移している状態だけれども、治療はせずに様子見しているわけだから、慢性肝炎が悪化しても、腎臓癌や膀胱癌が再発しても、更に卵巣にある腫瘍が悪性に転じても、正直どれがどう転んでも、死亡時期が多少前後するとか直接の死亡原因に違いが出るとかの差だけのような気がするから、今更あれこれ検査を繰り返すのは、手間と医療費の無駄じゃないか?と思わないわけじゃない。

肺癌だから呼吸器科、慢性肝炎だから消化器内科、膀胱癌だから泌尿器科…という縦割り医療ではなくて、もっと1人の人間の身体を全体的に診る医療に変わっていけば、効率的だし患者の負担も減るんじゃないかなと思う。