40日ぶりの外来。
前回の造影剤つきCTとPET検査からだと、2ヶ月半ぶりのCT検査になります。
結果、リンパ節の転移腫瘍はやはり大きくなっていました。
でも、医師が想像していたよりは動きがゆっくりだったようです。
進行が緩やかだと聞いて、すごくホッとしました。
このままずっと、のんびりじっくりノロマでいておくれと心底願いました。
前回、前々回と、医師との面談の中で、私が抗ガン剤治療に消極的であることは伝えてあったので、次回は3ヶ月後にCT検査で経過観察をしていくことになりました。
それでいいですね?と改めて医師から問われると、ハイと返事はしたもののやはり心が乱れます。
今はこんなに元気なのに、この貴重な時間を抗ガン剤治療をすることで無駄にしたくないという私の気持ち。
3週間毎の激しい副作用との闘いに耐えることが出来たとしても、それで得た延命の月日と中身が、そのツラさに見合うものなのか?という疑問。
しかし医師は、
今だからこそ、元気で体力のあるうちにそして腫瘍がまだ小さいうちに、抗ガン剤で癌細胞をたたくことが重要であり、それなりの効果が見込まれる。
もっと進行してからの治療では効果が出にくい。
せめて1度は試してみるべきではないか?と。
医師は更に言う。
生き方を選ぶのはあなたです…
そう。
私が決めること。
どう生きるか?
どう死んでいくのか?
何を捨てて何を得るのか?