S 53話:離れていく心? | 愛在両腿之間 ~中国小姐沈没記~

愛在両腿之間 ~中国小姐沈没記~

私と中国女性(小姐)との擬似恋愛体験。小姐に魅せられてしまった男の話です。
私のように小姐に魅せられてしまった方、小姐に興味のある方はお付き合いください。
※18歳未満の方の閲覧はお断りいたします。


ホテルの方に戻った私たちですが、さすがに今日は天安門広場、故宮、景山公園、胡同、後海と、結構歩いたので疲れました。




「今日はホテルの近くにあったマッサージ屋さん行こうよ~。」


とSちゃん。


そこで足裏マッサージを受けることにしました。




どこにでもあるようなローカル按摩屋。

一つの部屋に通され、3人並んで座る。




マッサージを受けながら、テレビを見ているとちょうどやっていた香港ドラマ。


そこにちょうど日本人の役をしている香港人俳優&女優がいて、彼らの日本語がいわゆる「外国人的日本語」だったため、


「はは!彼らの日本語おかしいよ」

「何が?」

「いかにも外国人が話す日本語って感じ」

と言ったわけです。




するとSちゃん、

「あぁ、あなたの中国語みたいなもんね。」

と一言。




冗談で話すなら、笑ってすむ話でしょう。

私の中国語がそこまでうまくないことは自分でよくわかっています。

Sちゃんも、それを言った後に

「冗談よ~~~。」

なんて、笑ってもくれたらまだかわいげがありますが、

ここでの会話はそれで終わり。





そして、マッサージの後、ちょっとつまめるような食べ物を買い、ホテルに帰ってテレビを見ながら3人で食べたのですが、

その時、私が食べるときに箸を持ち、食べないときに箸を置いているのを見て、

「あなた、なんでそんなに他人行儀なの?私たちは食べているときはずっと箸を持ったままよ。」

みたいなことを言ってくるわけです。




またその後も、毎晩見ていたドラマ「步步惊心」が始まるとき、ナナちゃんは部屋へ帰って行ったわけですが、その時、僕が携帯をどこに置いてしまったかわからなくなり、うろちょろ探しても見つからず、しまいにはさっきのマッサージ屋まで行って探していた時です。



最終的には部屋の布団の重なっていたところに隠れていて事なきを得たわけですが、ここでSちゃん一言。

「あなた、自分のものもちゃんと管理できないの?」

これで、正直、私も心が折れたような感じになってしまいました。





ここまでブログを読んでくれた方は、急にSちゃんがこのような態度をとっていることに当惑されているかもしれません。

ただ、Sちゃんの、思っていることを、相手がどう思うかにかかわらず、言葉に出してしまう行動は、今までもあったわけで。

それについては僕もよくわかっていたつもりでした。





このような行動って、ブログに表現するのが難しくてあまり書いていませんでしたが。

それが僕に向けられた、というのが今までほとんどなかっただけだったんです。




ただ、この日、立て続けにそれが僕にぶつけられ、正直心が疲れてしまいました。




日々、小姐を相手にされている方にとっては、そんなことは当たり前なのかもしれません。

(相手を少しでも思いやる、という気持ちや言動がないのか・・・。もう、この子に付き合うのは疲れた・・・。)




シャワーを浴びて湯船につかっているSちゃんをよそに、ベッドに入ってテレビを見ている自分がいました。