久しぶりにパンクの祭典『PUNKLIVES!』に出演させてもらった。
度々このブログでも発しているけど、
ジャンルという言葉があるならば、
俺たちはパンクの枠から少し外れているかも知らない。
だが、そんなことはどうでもいい。
俺自身が中学校からパンクにハマり、
楽器を弾き始め、
今回もPUNKLIVES!に出演している多くの先輩バンドの曲をコピーしてきた。
そんな過去がある俺からしたら、
PUNKLIVES!への出演は大きな意味を持っている。
バンドを始めた時から憧れや目標はない。
ただただ自分たちが良いと思うものを鳴らす。
それが俺のロックンロールであり、パンクだ。
それとは少し話はずれるが、
今回のPUNKLIVES!への出演は思い入れも強くなっていた。
ANGER FLARESのドラマーであるKOSHIが怪我で脱退をする日でもあるからだ。
KOSHIとはANGER FLARESに加入するもっと前から仲間だし、
ずっと東京のライブハウスで一緒に遊んできたし、
滋賀から東京に出てきた経緯や覚悟なんかも聞いていたから、
ここで一度バンドから離れる決断は、
俺が安易に語ることはできないだろう。
ただただ最後は対バンというカタチで、
30分叩き続けるKOSHIを見れることができてよかった。
バンドを辞めて疎遠になるやつもいっぱいいるけど、
KOSHIだけはそうならない自信があるのは、
俺が弟みたいに感じてるとこがあるからかもしれない。
またこれからの人生で一緒に遊べたら、
それはそれでいい。
出会わせてくれた人や音楽に感謝している。
PUNKLIVES!に出演させてもらうといつも思うけど、
20も年が上の先輩たちがこんなにもいて、
今でも汗をかきながら歌い、かき鳴らす。
こんな世界線に俺もいれることが不思議だ。
俺たちはこれからどうなっていくんだろう。
あの人たちみたいに当たり前にバンドをやっているのかな。
いや、やってないかな。
かっこよくバンドを続けていくために何が必要なのか、何が必要でないのか、
今この瞬間も自分自身に問いかけるている。
ただただ俺はパンクロックが好きなんだろう。
だからこんな気持ちにもなれるんだろうな。
そうそう、また話はずれるけど、
打ち上げでTHE RYDERSのOHNOさんが俺に言ってくれた言葉が独特で素敵だったから書いておきたい。
「お前の声は骨密度が高えなぁ。ビートの刻み方も大阪の南のノリなんだよ。」
高密度の高い声。。。
なんという感性だ。
やっぱり長く音楽やってる人っておもしれぇな。
バンドっておもしれぇなぁ。
PUNKLIVES!ありがとう。
カジタツネヒコ
KOSHI & THE CHINA WIFE MOTORS