東北開墾 CSA | チャイナサロンオーナー 岡田恵のブログ

チャイナサロンオーナー 岡田恵のブログ

本格的中国料理のお教室です
代々木上原・新宿





毎月、美味しいものと素敵な冊子を届けてくれる<東北食べる通信>。その東北開墾の~CSA~。岩手県の柿木さんから、短角牛のカルビが届きました!

CSA は、Community Supported Agriculture の略称です。直訳すると、<地域で支える農業> となりますが、東北開墾のCSAは、消費者が生産者を年間一定額で支援し、自分達の食料生産に、自分達も積極的に関わる・・・というもの。
CSAは、もともとは1960年代に日本でスタートしたものですが、アメリカに渡って発展し、現在では、アメリカがCSAの先進地となっているようです。

消費者は、美味しくて、出所のはっきりした安全な食糧提供を受ける代わりに、年間契約をして生産者を支え、生産者は良い作物(漁獲したもの)を届ける。天候不順による、不作、などのリスクを共有するというものです。

私達の命を支える食べ物の作り手と交流しながら、食べ物を作る楽しさ、収穫の喜びを分かち合うのはもちろん!ですが、私には、

<生産者が抱えるリスクを、消費者も共有する!>

という言葉が、響きました。
天候不順や災害で、漁にでられなかったり、農作物が被害にあうと、当然、野菜、お魚の値段が上がり、消費者にも影響はあるわけですが、ついつい買い控えをしてしまいがち。年間通して消費者が支えていれば、生産者は農薬などに頼らず、安心して、良いものを作り、豊作・大漁のときはおすそ分けが届く・・・(もちろん、不作・漁にでられない時は消費者も我慢です!)という、素敵な関係。

震災後、東北開墾が立ち上げたものですが、全国に広がり、生産者と消費者の、素敵な出会いや関係があちこちで、できるといいなぁ~と思います。