忘れないうちに永住権ビザ(Indefinite leave to remain)の手続きについて記録しておきます。
私は2016年12月に旦那にイギリスから日本に来てもらって日本で入籍→2017年4月に日本から配偶者ビザを申請して8月に取得→渡英しました。
その時ミリタリーに入ったばかりの旦那でしたが、ミリタリー用申請枠があるようで(知らずに普通に申請しましたが)おりたビザは5年間でした。
普通は2年半の配偶者ビザなので、更新の必要がなく5年目に永住権を申請できて本当にラッキーでした。
今回はいろいろ調べてミリタリーの申請フォーマットで提出したんですが、普通の申請とほぼ同じだと思いますので誰かの参考になれば嬉しいです
申請はビザが切れる28日前からできます。それより早いと受け付けてもらえないそうです。
手続きは簡単で、書類さえ揃えてしまえばなんの問題もありません。
永住権ビザ取得のポイントは、婚姻・パートナー関係が続いているか(住所証明)、経済的に大丈夫か(収入または貯蓄の証明・住居の証明)だけです。
配偶者ビザのように関係性を証明する写真とかカード、チャット履歴は必要ありません。
ちなみに書類はすべてPDFやJPEGなどでアップロードできるので、原本を提出する必要は一切ありません。私はプリンターのスキャナー+PCを使いましたが、スマホからでもアップロードできると思います。
詳しくはこちらを確認
まず、申請の条件は、
①£18,600(約300万)の収入があること(夫婦合算でOK 。これに満たない場合、貯蓄と合わせた申請も可能)
②英語のテストでB1レベルを取得していること
③Life in the UKに合格していること
上記のウェブサイトの該当フォームから必要事項を入力したら、支払い画面になります。
イギリスの永住権、高すぎ〜〜もう笑いが出る
毎年じわじわ値上がりして、なんかもう嫌になりますね。。私一人だからまだいいけど、お子さんとかも申請が必要な場合、ほんと大変ですよ。
トータル£3204(約52万)
支払いはこれだけでは終わりません。
最初の配偶者ビザの申請でチェックサービスつけたんですけど、そんなに意味なかったので今回は全部自分ですることにしました。
①住所証明
住所証明は過去2年間をまんべんなくカバーしている、公共料金や銀行、NHS、政府など公的機関からのレターが必要です。
これがすごいややこしいんですが。。
①ジョイント名義があれば、3種類のソースからのレターでオッケー
②ジョイント名義が3種類もない場合、8アイテムが必要。内訳は、ジョイント名義のレター4通、夫婦でそれぞれ2通のレター(これ例えば。。って書いてあったので、ジョイント名義がもっと少なくてもいいのかもしれません。ちょっと不明です。)
③ジョイント名義がない場合、夫婦それぞれ6通ずつで合計12通のレター
うちはジョイント名義が一切なかったので、それぞれ公共料金、NHSや銀行、車関係、税金などかき集めて12通出しました。
②収入の証明
Bank Statement (銀行の明細)6ヶ月分
Barcklayのアプリから旦那と私二人分の明細をダウンロード
Payslips (給与明細)6ヶ月分
旦那のPaydslipsをダウンロード
私は自営業のため、HMRCのSelf Assesmentの書類とお金が振り込まれていることが分かるPaypalの履歴をアップロード。ただ、税金の締め切りは来年1月でまだ正式な受領通知は来てなかったので、申請書類をPDFにして提出しました。
その他
Council Taxの証明
旦那のみ
雇用主からのレター
旦那のみ(年収、雇用期間、雇用の種類などと書いてありますが、年収や税金などはPayslipsにすべて載っているので、勤続年数や雇用の種類のみ上司に記入してもらいました)
住居証明
ミリタリーの住居は契約書などないため、入居した時に唯一もらっていたガスの契約書みたいなものをアップロード。
婚姻証明書
5年前に配偶者ビザで使った婚姻証明書の翻訳と翻訳の証明書を添付
私のパスポートとBRPカードのコピー
現在のパスポートのスタンプがあるところ全部も一応スキャンしました。
旦那と私が署名をした書類3通
これは必要事項を入力したら印刷するよう指示があり、署名をするものです。
昔のパスポートも提出と書類に書いてあるんですけど、アップロードしませんでした。BRPの写真を撮る場所に持参しましたが、必要ありませんでした。
アップロードはめちゃめちゃ簡単です。