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京都劇場行ってきました。

ニコラスの声がクリスマスコンサートからの4ヶ月でまたかなり進化していたので自分の記録用としても思ったことを少し書きます。

今回のコンサートの音域は、F#2-B5の3オクターブ2.5音。最低も最高も同じ「The Road」の中で。

たったふたり~で下がって行ったアドリブのフェイクがF#2
B5は曲終わり直前のヘッドボイスでのフェイク。

高域ベルトでいうと、かなり余裕が出てきた様子でした。Moonlight Carnivalの2回目のYeah!でまさかのG#5を張り上げた。発声法としては完璧ではなかったけど、マライア・キャリーのベルト域はわずか半音上のA5だと考えると、男性であることをおいてもかなりすごいハイベルト。

ここまで高音で地声を混ぜてくる男性ボーカリストで有名なのはアダム・ランバート。比較すると、年齢と経験値で圧倒的にアダムが有利なので技術はアダムの方が安定してますが、音色でいうとニコラスの方が太く軽やかな感じがします。あくまでも個人的な意見ですが。この間のクリスマスコンサートに比べてはすごく安定も出てきたと思います。

一番の問題点はパッサージョの辺りがニコラスはまだ理解が不完全な部分が残っているように思いました。パッサージョというのは、低音から高音に上がっていく時、声質が変わる位置のことなんですけど、つまり完全な地声からミックスボイスを取り入れていく位置。

ニコラスでいうと、B4の辺りが地声の限界だと思うんですけど、本来ならもう少し低いF#4の辺りから鳴らしている声帯の位置を裏声とミックスして行くのが正解です。そうすれば、もう少し楽に発声ができますけど、ニコラスはギリギリのB4まで地声を突っ張ることが多いので、疲労にもつながるんじゃないかなと思います。The Roadの後の君と僕がまさに。後半の叫びは、ざらついてて雰囲気はすごくあったんですけど、喉にはあまり良くないのが事実ですね。

技術も高い彼なので、こんなことはもはや粗探しですけど。しかし、ツアーで連日公演行なったりする時代も遠くないと思うので、なるべく声帯に負担がかからない発声法が望ましいのではないですかね。

しかしクリスマスコンサートからの間の進化の仕方でいうと、本人もこれに気づいているのではないかなと。確実に12月からミックスの使用が増えたし、ブレスの取り方も上手くなりました。She's The Strangerと言うボーカリスト地獄のような曲(笑)でも息切れせず最後まで歌いきってました。

もう一つ大きな成長を感じたのは、アドリブの取り入れ方。これはもう、聴く人によって意見が分かれると思いますが、ところどころ聞かせていたフェイクなどアドリブが新鮮でかつクリスマスコンサートなどよりとても安定して丁寧で良かったです。

夢を力にという曲は、歌の技術が好きな者としてはちょっと地味であまりレコーディングは聞いてないですけど、ライブではフェイク入れたり最後の「Power!」を京都ではF#5のベルトに変えたり。聞き応えがある夢を力にでした。

ところで肝心なMercyのF#5は、しっかりとした発声法でした。やっぱり、ライブで動き回っていたりしていると、F#5の最高音の後に下っていくのは息が足りない感じですね。直前の「You got me beggin'」のかなり高いB4のベルトを、地声で突っ張っているからハイベルトが来る頃には少し疲労が出ているかなー。ミックスボイスに変えればおそらく息はたります!(笑) しかし、あの「You can't replace me」のくだりはG#2-F#5の音域も使うので30秒間で3オクターブ近く使っているし元々相当高度なもの。ニコラスにしかできないあんな感じが好きで私も気になったわけなので文句じゃないです(笑)

今回のコンサートは、ニコラスの低域もすごくいいなと思いました。さっきのアダムとの比較に戻ると、そこはニコラスくん圧勝ですね。テノールなのに低域があそこまでライブでもはっきり出るのは不思議です。青空の白い雲という歌は、青い空を~のところがA2(G#2だったかもしれないです)まで下がっていて前はちょっと低すぎる感じがしてましたけど、京都では優しい音色で歌えていて感心しました。

最後に忘れる前に、Moonlight Carnivalのアドリブが、後半のYeah!はG#5まで行っててすごいと言いましたけど、更にいいねーと思ったのは前半のYeah!のEb5にかかったビブラートのおかげですごく余裕のある音色でした。基礎練でしか手に入らない音色なので、素晴らしい成果でした。

新鮮なうちに書き留めたかったので文章がバラバラですが、すみません。