聞きながらそのままメモします・・・
基本、技術的なことを後で確認出来るためですけど書きます。
Sticks & Stones:
予想以外のラップっぽい始まり、発声法を乱さずあそこまでざらつかせることができるのは高度。
声に全くブレがなく、日々基礎をしっかり鍛えている歌声。
以前より余計なビブラートが少なくなった印象。
サビの息継ぎがとても大変なのに綺麗に刻めている。
もともと発音は綺麗だけど鳴らし方の上達ですごく聞き取りやすい。
「つけられた傷すら着こなしてしまう」なんだか素晴らしい歌詞ですね。
シャウト!!!!!!!!ソプラノの女性でも地声でG5は選ばれた人しか無理です!しかも芯が通ってて素晴らしい・・・
We Get By:
声のコントロールが劇的に上達している。男性がこの域で裏声でもないウィスパーを使うのはすごい。
「なみだ」の「だ」の弱々しい表現力が絶妙。
Bメロがかなり早口なのに聞き取れるし滑らか。
サビが逆に低音というのが期待を良い意味で裏切ってくれる。
「大丈夫」の「大」はA2!
この曲左右や上下に音を振ってたりミックスがものすごく凝っている・・・ミクサー変えたのかな。
最後のサビの上のフェイクの「大丈夫だよ〜〜ぉ」の伸びが美しく・・・E4
「な日だって」のフェイクの「な」はウィスパーでG4 すごい成長
「We Get By」の「We」の裏声のC5が綺麗
この曲構成といい表現力といい、一度も地声を使わずこんなにも伝わってくる曲って可能なんだね
Let's Be Together:
最後の「Let's Be Together」の高いところ(Bb4)は綺麗だったけど、私的には曲がいまいち・・・
ニコラスの歌詞のかな?総合的に何を目指している曲なのかがちょっと伝わってこなかった。
しかし歌唱法は終始とても性格。
DR1VE:
男性でこんなに無理のないポップな裏声出せる人がいるもんですね。
男性でありがちな「裏声だと滑舌が悪くなる/明確じゃない」のがまったくない。
すーっと聞き取れる。
ヘッドボイスのF5も多少迫力に欠けたけど曲には合っていたんじゃないかな。
君のカケラ:
後半のコーラスがとても綺麗。
A/Bメロがいつも以上にハスキーに聞こえて少し新鮮。
Homebound:
コンサートで流れていた曲?
うまいのは最初から分かっているけど、Bメロからやっぱり歌がとてもうまい(笑)
「Homebound つらい時を」の「Homebound」美しいA4から一瞬のC5、この辺りの声域で歌える男性歌手いるのかと疑うレベル。
ニコラスもパッサージョの辺り危なかったりするからライブ大丈夫かな。
裏声の「ラララ」の透明感が抜群。
フェイクでC5連発、急に上手くなってない?
シャウトでF5!!!
ロングトーンでF5!!!
まいりました!
W/W/W:
ん、わらわらわら?笑
B4がいっぱい出てくる歌だな・・・ニコラスくん苦手なはずだけど、すごい楽々出しているっぽい。
今更ながら、日本人歌手でもこんな口数の多い曲は難しいのに・・・楽々
ミックスボイスがいきなり上達している。
モナリザ:
ラップ?????
オクターブ下のハーモニーに痺れる、C2!!!これまでに最低音。
ニコラスの低音ってこんなどっしり重みあったっけ??成長
「田舎者ですが」の後に牛の「モー」が入ってて吹き出した。
Bメロのオクターブ上でミックスボイスでG#5!!!凄すぎ
なんてことなさそうに聞けちゃう歌なのに現時点では4オクターブ弱使っている・・・
Feel It:
曲調どうだろうという疑問を置いといて・・・
今回のアルバム低音せめてて大興奮。
まったく好みの問題ですけど転調はいまいち好きじゃないから所々気になる
サックスソロの裏声のフェイクとの掛け合い綺麗。
え、ええ、今の最後の裏声C#6??
巻き戻したらC#6!!!!!
今回の1枚のアルバムだけで4オクターブ以上の声域を使用・・・
マライアキャリー以外の歌手で聞いたことありません。
最後のサビからフェイクがかぶってくる、いい感じ
最後のところ地声でE5からのA5!!!!!!!!!新記録
シャウトっぽかったけど、男性だし・・・
というか後で調べるけどマライアキャリーもミックスとか地声でA5は出してないんじゃないかな?
最後はセカンドオクターブのフェイクで終わるw 声域キングw
恋に落ちたら:
ディズニーっぽい・・・
声の表現力は素晴らしいけど、私のセンスでいうと曲がちょっとつまらないかな・・・
こんなオーソドックスなラブソングうたうんだったらもっとニコラスの並ならぬ歌唱力をアピールした方が良かったかな。
ニコラスの作品であるあるだけど「今の24歳のニコラスが歌わなきゃいけない歌なのかな?」
ニコラスの詞曲だったらすみません・・・悪い曲じゃないです!あくまでも好みの話です。
Loving My Lover:
聴き入っちゃってたら終わっちゃってる・・・
エロくないですか・・・
歌詞という意味では一番好きかも。技術的にそれほどのことはないけど、洗練されているというか。
「口は災いの元 ならあなたの口は雪崩」意味わからないけど、なんか狂おしさが伝わって来る。
これも作詞家気になる。
Freeze:
最強でしょう。いきなりのB4のフェイク。
ウィスパー、地声、裏声、ハイトーン、フェイク。
ニコラスの声の素晴らしさがすべて堪能できる。
こんだけ声域と歌唱法を使っていたら声帯かなり疲れるから気をつけてほしい。
ニコラスすごい簡単そうに歌っているけど、Bメロの「触れられない まま」の、「まま」で裏声に切り替わる技術はかなりの努力。
イクスピアリでも見たけど、普通にお世辞抜きでCDより上手かった。
The Strange も素晴らしくハイレベルな歌唱力を聞かせてもらいましたけど、
Go East Go West は次元が違う。
どちらかというと、プロデュースに疑問・・・
まぁ、好みの問題ですが「Freeze」方面の今時の歌を100%貫き通して欲しかったですね。
基本はそうしていたと思うけど、やはりなんか時代遅れ/場違いな曲も・・・
声楽が大好きな自分の価値観で軽く順位:
1. Freeze (とにかくニコラスの美声を堪能)
2. We Get By (確実にニコラスにしか歌えない曲調)
3. モナリザ (面白かったのと意外と技術がすごかった)
4. Sticks & Stones (あのG5のシャウトだけで危うく1位にするところでした)
5. Homebound (正直3-5はほぼ引き分け。とにかく歌がうまい)
6. Loving My Lover (こんなエロい歌詞なのに全然いやらしくなかった不思議さ)
7. DR1VE (素直に乗れるし、ニコラスのトーンの良さが伝わる)
8. W/W/W (実は難しいのにさらっと歌っている)
9. 君のカケラ (声の特徴が際立つ)
10. Feel It (なんといってもあのホイッスルに近い高音は発狂物)
11. 恋に落ちたら (最初から最後まで滑らかなトーンが心地よかった)
12. Let's Be Together (歌唱法がしっかりしていた)
各局の声域チャート:
↓最も低い音↓最も高い裏声
〇〇 - 〇〇 - 〇〇
↑最も高い地声
Feel It : A2 - A5 - C#6
恋におちたら : B2 - Eb5
Sticks & Stones : D3 - G5
We Get By : A2 - C5
Loving My Lover : C#3 - B4
Homebound : B2 - F5
W/W/W : C#3 - B4
DR1VE : C#3 - F#5
Freeze ; F#3 - E5
Let’s Be Together - F#3 - Bb4
モナリザ : C2 - G#5
君のカケラ:Eb3 - Bb4 - D5
Go East : C2 - C#6
4オクターブ+1半音
先ほど手に入れて早速作ったので誤りがあったらすみません。
とにかく感動して書かずにはいられませんでした。
殴り書きですみません。
早速アメリカのスタジオに送ります。