X(旧Twitter)とかで「仕事する前に何勉強したらいいですか?」的なツイートよくみます。
素晴らしいことですよね。
自分は国試終わった後なんて、遊ぶことしか考えてなかったですから。そりゃチラッとは勉強のこと考えましたけどね。(すぐ忘れちゃったけど)
前置きはこのあたりで。笑
ということで今回は、事前に勉強しとくと良かったな〜って思う事を紹介してみようと思います。
※自分の経験が病院・介護施設なので、そっち系向けの話になります。
本記事は、筆者が独自で調べたものに加え、管理栄養士として働いた経験を併せたものです。出来る限り根拠のある情報を心がけていますが、筆者自身の誤解や知識不足により間違いがあるかもしれません。この記事を見てそのまま何かに活用したり、判断したりすることはオススメしません。
エネルギー計算
まず思いつくのはこれでしょうか。
栄養管理がある仕事に就く場合、エネルギー計算は必須です。
まず一個は
基礎代謝×活動係数×ストレス係数
国試の勉強でやってると思いますが、仕事になるとめっちゃ使うので、復習がてらサラッと確認しとくといいかなと思います。
あとは
体重×20〜35kcal(活動量)
簡単に計算できるので、病棟とかで何か聞かれたら時はこれで大体を計算します。
体重は現体重を使うこともあれば、標準体重を使うこともあります。(体型や目標とする体重によって変えたりします)
使う活動量は、これも復習になるかなと思いますが、軽労働だと20〜25、普通だと25〜30、高いと30〜35。
このへんは復習しとくといいかなと思います。
BMIの計算
管理栄養士してて手計算はできた方がイイと思います。
なぜかって、病棟とかで食事の相談があった時、分かってると体重をパパッと計算できるので。
なので、とりあえず手計算できるようにしときましょう。
BMI=体重kg➗身長m➗身長m
これだけ!
簡単なので、今覚えちゃいましょうね。
食事摂取基準
これは栄養士のバイブルといっても過言ではないやつですね。
国試でもやりますが、こいつはどこで働くにしろ使うだろうなと思うので、復習しときましょう。
どこを読んでいたら良いのかって。
個人的には「なぜこの栄養素が目安量なのか?」とか「なぜ耐容上限量がせっていされてるのか?」とか、食事摂取基準には基準とされてる「意味」が文章につらつらと書いてあるので、その辺り読んどくと理解が深まっていいかなーって思います。
学会分類
病院とか施設系で働くなら、学会分類は必ず使うと思うんで、覚えとくといいかなと思います。(摂食・嚥下リハビリテーション学会のサイトで資料見れます)
学会分類は食形態を表しますが、ピラミッド型の図でなんとなく覚えとく(実物は就職先で見たらいいですよ)のと、あとはなんでこの学会分類が生まれて、何のために使われているのかとか…その経緯も読んどくと、理解が深まるかなと思います。
おまけ
ぶっちゃけこれらは働いてから使うんで、必然的に覚えてきます。働いてから「必要だな」と感じたら、すぐ覚える、復習するのが大事かなって思います。
ただ働いてからだと新米のうちに色々聞いとかないと、後になって聞きづらいですから。あと慣れてくるとどんどん仕事振られて忙しくて勉強する暇なくなります。なので入職したら、どんどん聞いて、早めに色々覚えちゃうとあとが楽だろうなと思います。
それからもう一つ。
一生懸命勉強して入っても、あんまり勉強した感をひけらかさないようにするが吉です。(色んな人いますからね〜。笑)
知ってても素直に頷いて、感謝するふりして、真面目に取り組んでいくとやりやすいと思います。
まとめ
今回の話の要点としては
- エネルギー計算
- BMIの計算
- 食事摂取基準
- 学会分類