先々月の5月に投稿しようと思い、保存しながら書いていた内容ですが、気付けば梅雨も明け、もうすぐ真夏の8月がやってきますね。
私がブログを始めたのは、忘れもしない亡き小林麻央さんと同じ昨年の9月1日でしたので、ブログを始めてからもうすぐ1年になります。
1年とは本当にあっという間ですね。
寝たきりだったあの頃は、1日がというよりも、5分、10分と言う分単位の時間でさえも、苦しみの中であんなにも長く感じられたのに…。
という事は、真央さんにとってはどれ程長く感じられた闘いだったのだろうかと思います。
この場をお借りして、心よりお悔やみ申し上げます。
実は昨年の5月に網膜剥離になり、手術を受けました。
昨年の5月と言えば、私はまだブログを始めていませんでした。
その頃は、食べる事が出来るようになって約半年くらい経った頃で、
食事の後は毎度お腹が痛くなり、気分が悪くなって30分~1時間位横になって休んでいた、
いわゆる、胃切除後のダンピング症状に苦しんでいた時期でした。
ダンピング症状は、今はだいぶ良くなりましたが、食べ過ぎたり、食べるペースが早かったりすると、いまだにこの症状に苦しんでおります。
しかし、食欲には敵いませんね(笑)
【網膜剥離 発覚時の症状】
昨年の5月、目眩(めまい)を感じるような症状が少し続いていて、何かを広く見渡す時などに焦点が定まらないような感覚があり、気分が悪くなる日が続きました。
もしかしたら「腹膜播種」の影響かと思い、主人にその症状を話し、万が一の時は“覚悟”もしなければならないと思っていました。
網膜剥離発覚の前日、夜遅くまで起きていたのですが、やはり何となく違和感を感じていました。
その違和感とは、体調が悪くて気分が悪いのか、もともと悪い視力がさらに落ちているのか、目が疲れているだけなのかよく分からなかったのですが、
洗面所の鏡の前に立って、何となく…左手で左目を隠してみました。
特に異常はなく、普通に物が見えました。
そして今度は右手で右目を隠してみました。
「!!!」
私は驚き、慌てました。
自分の顔が歪んでいるのです!
顔の形も、目の大きさも、左目で見るよりも全てが小さく歪んで見えました。
右目だけで見る私の顔は、顔が歪み、目が細くて変な形をしていて、まるで妖怪のような顔をしていました。
私は何度も何度も、右目を隠したり、左目を隠したりしながら確認しました。
次に、リビングに移動して周囲を見渡してみました。
右目だけで見ると時計が歪んで見えました。
掛け時計の丸い形も、中の数字も、今まで見てきた“もの”とは違って、全てが初めて見るような形をしていました。
慌ててネットで当てはまる症状と眼科を探し、翌朝すぐに眼科に行きました。
ネットで調べる限り、当てはまる症状から「加齢黄斑変性」かと思っていたのですが、
診断結果は「網膜剥離」でした。
すぐに紹介状を書いていただき、翌日都内のK大学病院で診察、その翌日から入院、手術となりました。
手術は3時間強と、予定していた倍以上の時間がかかりました。
網膜の半分以上が剥がれ落ち、そこから水が下に流れて溜まってしまっていたので、予定よりも手術に時間を要したとの事でした。
手術から1年が経過しましたが、左目も今後網膜剥離になる可能性があるようなので、あれからずっと定期的に検診(眼底検査)を受けています。
失明や視力の低下は間逃れたものの、右目の歪みは治りません。
今でも右目で見ると、物が小さく歪んで見えるので、ピントが合わなくて焦点が定まらないような感覚があり、疲れます。
私は今、ガンの定期検診、眼科の定期検診、皮膚科、耳鼻科、歯医者に定期的に通っています。
以前から歯医者にはたまに行く事はありましたが、ガンを患ってからは今までかからなかった科も受診するようになり、病院通いが多くなりました。
これは私がガンになった事、抗がん剤(治療)も関係しているのでしょうか?
もう少し話が長くなりそうですので、今日のブログはここまでにして、現在私が治療を受けている不調について次回書いてみたいと思います。
明日は、先々週から2週に渡って受けた内視鏡(胃カメラ)検査、血液検査、CT検査の結果を聞きに病院に行ってきます。
明日はまたその結果をご報告させていただきたいと思います。
皆様に良いご報告が出来ますように。