2013年のお正月明けに胃腸科クリニックで検査を受けたところ、異常が見られなかったので安心していました。
しかし1月中旬、生理が2ヶ月以上来ていない事に気付きました。
それまでずっと私は生理が遅れ気味だったので、その時も「ちょっと遅れているな~」程度に思っていましたが、
気が付いたら2ヶ月以上も来ていない…。
そんな事は初めてで、それまでの胃の痛みや便秘、腹部の膨張等、色々な症状が重なっていた事もあって、
やっぱり私の体はおかしいのだと、この時改めて確信しました。
それでも、健康診断で異常がなかったのだから、慌てて病院へ行かなくても命まで取られるまいと思っていた、どこまでも馬鹿な自分がいました。
そんな私が2軒目の病院へ行くようになったキッカケとは…。
ちょうどその頃住んでいた自宅マンションの郵便ポストに入っていた1枚の幸運なチラシに、私は感謝しなければなりません。
そのチラシとは、自宅と最寄り駅の中間位に新しく出来たレディースクリニックのチラシでした。
腹部の異常なまでの膨張や、生理が来なくなった事により、その1枚のチラシを眺めながら、私は婦人科系の病院に行くべきなのだと思いました。
2013年1月18日、金曜日。
私はその週の仕事を終えて、夕方の遅い時間に、新しく出来たレディースクリニックへ行きました。
その日はそのクリニックのオープン日でした。
冬でしたので病院に着いた時にはとても暗くて寒かった、その時感じた重たい空気を鮮明に覚えています。
1階の入り口から2階のクリニックの受付までの階段には、オープンにあたってお祝いの立派な胡蝶蘭のお花で埋め尽くされ、
待合室は明るく、輝かしく、不安な私の気持ちを紛らわせてくれていました。
診察室に呼ばれ、先生にここ数ヵ月間の症状をお話し、エコー検査を行いました。
私の腹部を探り、エコー画面を見ながら、先生はすぐに「腹水が溜まっているね。」と言いました。
その時私は、人間の体の中にお水が溜まると言う事が、どんなに恐ろしい事なのか全く理解していませんでした。
『じゃあ、お腹のお水を抜いてもらったら腹部の膨張がなくなり、便秘も解消し、生理も再び正常に戻るのかな?』と思いました。
「これ以上細かい事はうちでは診れないから、すぐに自宅から行きやすい大きな病院で診てもらって。紹介状を書くから。」
と言う事で、土日を挟み自宅近くの大きな病院の予約が取れたのは、翌週の火曜日でした。
私はこの時もまだ呑気でいて、帰り間際に先生に「子供が欲しいなと思うんです。この件が解決しましたら、こちらに通わせていただきますね。」と言いました。
先生は、「そうなればいいんですけどねぇ…」と言って、
その後の言葉を濁しました。
私はこの時初めて悪い予感がしました。
冬の寒さや暗さもあってか、私は暗闇に包まれたような気分で病院から自宅へと帰宅しました。
次回は、ガンである事を知らされた、3軒目の病院での検査とその結果について書きたいと思います。
【 ちょい話 ~ラッキー7~ 】
昨年の11月に、書類の件で用があって、本日ブログに登場したレディースクリニックに行ってきました。
私が診察室に入ると、先生は4年前に訪れた1度きりの患者(私)の事を覚えてくれていました。
「あなたが自分の足でこうして今日この病院に来ている事、正直信じられないよ。
あの後紹介状を書いたS病院から、あなたの検査結果について連絡をもらったんだけど、かなり厳しい状況だったよね…。」と話してくださいました。
そして、あの時2013年1月18日にオープンしたクリニックの、私は7番目の患者だったと言う事を聞かされ、
続けて、「こうして不思議にもあなたが今生きているのは、まさにラッキー7ですね。」と冗談混じりに話してくださいました。
元を正せば、あの1枚のチラシが私をこのクリニックへと運んでくれました。
もし、あのチラシがポストに入っていなかったら…?
私はもっと症状が重くなるまで病院に行かなかったかもしれません。
そう思うと、ゾッとします。
私をクリニックへ運んでくれた、幸運の1枚のチラシに感謝です。
この4年間の道のりや、今生きている事、全ての事に感謝します。
しかし1月中旬、生理が2ヶ月以上来ていない事に気付きました。
それまでずっと私は生理が遅れ気味だったので、その時も「ちょっと遅れているな~」程度に思っていましたが、
気が付いたら2ヶ月以上も来ていない…。
そんな事は初めてで、それまでの胃の痛みや便秘、腹部の膨張等、色々な症状が重なっていた事もあって、
やっぱり私の体はおかしいのだと、この時改めて確信しました。
それでも、健康診断で異常がなかったのだから、慌てて病院へ行かなくても命まで取られるまいと思っていた、どこまでも馬鹿な自分がいました。
そんな私が2軒目の病院へ行くようになったキッカケとは…。
ちょうどその頃住んでいた自宅マンションの郵便ポストに入っていた1枚の幸運なチラシに、私は感謝しなければなりません。
そのチラシとは、自宅と最寄り駅の中間位に新しく出来たレディースクリニックのチラシでした。
腹部の異常なまでの膨張や、生理が来なくなった事により、その1枚のチラシを眺めながら、私は婦人科系の病院に行くべきなのだと思いました。
2013年1月18日、金曜日。
私はその週の仕事を終えて、夕方の遅い時間に、新しく出来たレディースクリニックへ行きました。
その日はそのクリニックのオープン日でした。
冬でしたので病院に着いた時にはとても暗くて寒かった、その時感じた重たい空気を鮮明に覚えています。
1階の入り口から2階のクリニックの受付までの階段には、オープンにあたってお祝いの立派な胡蝶蘭のお花で埋め尽くされ、
待合室は明るく、輝かしく、不安な私の気持ちを紛らわせてくれていました。
診察室に呼ばれ、先生にここ数ヵ月間の症状をお話し、エコー検査を行いました。
私の腹部を探り、エコー画面を見ながら、先生はすぐに「腹水が溜まっているね。」と言いました。
その時私は、人間の体の中にお水が溜まると言う事が、どんなに恐ろしい事なのか全く理解していませんでした。
『じゃあ、お腹のお水を抜いてもらったら腹部の膨張がなくなり、便秘も解消し、生理も再び正常に戻るのかな?』と思いました。
「これ以上細かい事はうちでは診れないから、すぐに自宅から行きやすい大きな病院で診てもらって。紹介状を書くから。」
と言う事で、土日を挟み自宅近くの大きな病院の予約が取れたのは、翌週の火曜日でした。
私はこの時もまだ呑気でいて、帰り間際に先生に「子供が欲しいなと思うんです。この件が解決しましたら、こちらに通わせていただきますね。」と言いました。
先生は、「そうなればいいんですけどねぇ…」と言って、
その後の言葉を濁しました。
私はこの時初めて悪い予感がしました。
冬の寒さや暗さもあってか、私は暗闇に包まれたような気分で病院から自宅へと帰宅しました。
次回は、ガンである事を知らされた、3軒目の病院での検査とその結果について書きたいと思います。
【 ちょい話 ~ラッキー7~ 】
昨年の11月に、書類の件で用があって、本日ブログに登場したレディースクリニックに行ってきました。
私が診察室に入ると、先生は4年前に訪れた1度きりの患者(私)の事を覚えてくれていました。
「あなたが自分の足でこうして今日この病院に来ている事、正直信じられないよ。
あの後紹介状を書いたS病院から、あなたの検査結果について連絡をもらったんだけど、かなり厳しい状況だったよね…。」と話してくださいました。
そして、あの時2013年1月18日にオープンしたクリニックの、私は7番目の患者だったと言う事を聞かされ、
続けて、「こうして不思議にもあなたが今生きているのは、まさにラッキー7ですね。」と冗談混じりに話してくださいました。
元を正せば、あの1枚のチラシが私をこのクリニックへと運んでくれました。
もし、あのチラシがポストに入っていなかったら…?
私はもっと症状が重くなるまで病院に行かなかったかもしれません。
そう思うと、ゾッとします。
私をクリニックへ運んでくれた、幸運の1枚のチラシに感謝です。
この4年間の道のりや、今生きている事、全ての事に感謝します。