フラクタル心理学では、自分の深層意識に存在する、
子どもの時から成長しないままの思考をする自分をインナーチャイルドって呼んでいます。
そのチャイルドの思考パターンが、いつも同じような不都合な状況を引き起こしているので、
そのパターンを見つけ出し、修正していくことで、問題を解決していきます。
その思考のくせやパターン(インナーチャイルド)を見つけていくプロセスとして、
いろいろな手法があるのですが、子どもや部下を持っている人は、
子どもや部下を見てみると、自分のくせやパターンがはっきりと見えてきます。
そう、「まわりは360度自分、人は鏡」の法則です。
私も、小学生の息子がいるのですが、いつもガミガミ、時には、ブチ切れながら、
叱っています。
なぜブチ切れるか、それは、自分もできてなくて、気になっているから、
それが出来ない息子に腹が立つのです。
ということで、今朝も、息子がサッカーの練習に出かける前、
作文を書き直す、直さないで、ひともめ・・・・。
最後の2行は、母が文を考え、書かせて無理やり終了。
でも、何を書いていいかわからないのは、実は、自分。
だからといって、人に言われた通り書くのが嫌なのも自分。
面倒だから、我慢していう通りにして、取りあえずやり過ごし、ストレス溜めてるのも自分。
本当は、作文の宿題を抱えていて、まだ書き始めてもいないのは、母である私。
子どもをちゃんと観察すると、自分の課題がはっきりと見えてきます。
リアルチャイルドとインナーチャイルドの相似形は、わかりやすいですね。