「どうしても嫌いな人」益田ミリ | 本と旅と日々の出来事

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どうしても嫌いな人  すーちゃんの決心
読んでみました。

益田ミリさんのコミックエッセイ好きで、気持ちが軽くなり、特にそんなに頑張れないよ~って心が疲れている時なんかは程よくほぐされて、そうだよな~って少し明るくなれるんですよね。
特に、ひとりで47都道府県行ってみる話好きであれもこれもと詰め込んで観光せずに気のむくままにゆる~く旅する様子が良かったな。

しかし、今回のすーちゃんは何だか違和感。

カフェの店長さんとして働くすーちゃんの嫌いな人は同僚の向井さん。
思った事、愚痴をすぐ口に出してしまう人。
お客さんの陰口や、バイトの子の陰口、あげくに店長のすーちゃんには相談せずにバイトのシフトOK出したりと。
いくら社員さんだからといえ、そりゃないわ~な状態な人。
徐々に嫌な気持ちが膨れ上がり、最悪、嫌な人と仲良くしている人までも嫌な気持ちを抱いてしまって、身体の不調をきたすまでに。

身体不調まで現れたら、無理して我慢してって良くないですよね。異動願いも叶わなかったすーちゃんの決心は。

すーちゃんの働きは丁寧で、バイトの子たちに気を配り調和をとって気持ち良いカフェになるようにと勤めてますが、向井さんは言いたいほうだい。お客さんの悪口は、何となく雰囲気が伝わってしまうので良くないよね。
すーちゃんの毎日少しずつ悶々とした気持ち、わかるわ~、わかるよ、と共感でき、自身の体験に置き換えてみたり。

決心したすーちゃん、朝突然に「祖父が亡くなりまして」と電話、有給消化の理由も、母危篤とか…!?えっ?
えーっ?そんな。そんなー!すーちゃんの今までの頑張りが何だか、すーちゃんらしくない終わり方で違和感だわ。
そこまで追い詰められちゃったんかな、いやいや、まてよ、そこまで本気で突き詰める作風でないかな?

あと、並行して出てくるすーちゃんのいとこのあかねちゃん。
結婚考えている彼の凄く気になっている所。
店員さんへの態度。
ちょっと!水!
何故、水下さい。って言えないのか。
確かに横柄な態度の人って、イヤだな。
結婚生活に入ったら…気になるな。

自分の気持ちを正直に口に出す事もいいかもしれませんが、相手の気持ち、言われたらどう思うか、考える事大切、改めて。