(引用)
イタリア当局の対外貿易委員会は2010年7月、北京に知的財産権事務所を開設、1年間にわたって中国市場を調査し、偽イタリアブランドを販売する企業を数多く発見してきた。こうした企業はイタリア製という名のもとに、価格を何十倍にも釣り上げて販売していた。
サーチナ http://www.excite.co.jp/News/china_society/20120318/Searchina_20120318002.html
実態としては、イタリア製でも数万円しかしないような商品
(記事ではマットレス)に、数十万円の値をつけて売っていた、と。
しかもイタリア製と偽って、正真正銘の中国製(笑)だったらしいです。
ま、よく聞く話しですね。
イタリアにとってみれば、
イタリア商品全体のイメージを下げる
(高いのに粗悪品)ことになるので、大問題ですよね。
こういう対応を取るのもうなずけます。
これを機に、商標の取り扱い方が
国際基準に近づいてくれることを祈ります。
さて、私たちTMCも、中国商標の現場で似たようなケースに当たります。
私たちが登録した商標が、マネされて類似品が出てくる、というケースですね。
記事とは逆に、何分の一という安い価格で売られるので、タチが悪いです。
しかし、私たちはこのように言います。
「ニセモノ、類似品が出てくるというのは
そのブランドをつけると売れる、と競合に判断されたということ
中国市場で一定の知名度を得たということだからむしろ喜ばしい」
と。
ま、なかなか納得はされにくい言い方ですが^^;
でも、本当のことですよ。
マネもしてくれないようなブランドは、
つまり価値がないということなのです。中国においては。
もちろん、大事な知的財産を最大限守る方法はあり、
それを講じていくのがTMCの仕事なので、そこは任せてください。
しかし、まずは売れるようにするのが先決。
商標は、きちんとした形で登録しておいて、
あとはマーケティングに専念してください、っていうのが
本音です。
P.S.
マーケティングについても少々語った、
無料レポート。
『日本企業は中国で商標登録すべきか?』はこちら
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http://www.fctm.biz/report/pub_must_do.pdf
P.S.2
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