◆土産話と祖母の施設◆

旅行から戻り職場へお土産を持って行き、みんなからは土産話を急かされるようにしていろんな話をしたのが楽しかったです。

そういえば福岡空港を離陸した時に撮った、福岡上空の写真を載せるのを忘れていました。

福岡は雨のせいでそれほど多くの経験はできず、佐賀では最高の思い出を作り、長崎では原爆資料館の印象が強く残りすぎて今もしんどいです。

特に佐世保出身のトヨさんとは話が弾み、次は佐世保バーガーやちゃんぽんを味わってみてほしい！という要望や、長崎の原爆関係のことをたくさん教えてもらいました。

トヨさんは「帰りたい」とは言わなかったものの何度も「懐かしいなあ」と言っていました。

トヨさんもいつか里帰りできたらいいのに。

それから特に聞かれたのは祖母の様子。

祖母の認知症のひどさはみんな知っていて、旅行前には「施設にショートステイさせる」と伝えてありました。

そして旅行から帰ってくると施設から手紙が届き、ちょっとした記録を送ってくれました。

「凶暴なばあちゃんのことだから、施設の職員や他の利用者に暴力ふるって怪我でもさせたらどうしよう…」と思っていたら、怪我こそさせなかったものの同室の利用者の顔を叩いたそうです。

本当に申し訳ないと思いました。

職場の人たちはみんな

「長い間おじいちゃんおばあちゃんの介護して面倒みて頑張ってきたんだから、また休み取って温泉旅行にでも行っておいで！」

と言ってくれます。

でもやっぱり祖母を人に預けるのは嫌だなと思いました。

なので帰宅してからは

「施設に迷惑かけないで、ばあちゃんも連れて旅行に行ければ最高なんだけどなぁ…」

と叶わぬ夢を想像しました。

◇◆終わり◆◇