今日の金曜ロードショーはすずめの戸締まり。
リアルタイムで見てたらもうこんな時間です。
あらすじも何も知らずに見ました。
事前に知っていたのは東日本大震災と関係があるということくらいで、見ていくうちに災害だけではなく神道のような、浮世離れしたミステリーのようなオカルトのような、そんな世界観が織り込まれていて興味深かったです。
新海誠監督の作品だからか「君の名は。」や「天気の子」と空や光の描き方が同じで綺麗だったし、人物の動きも細かくて、制作に携わった人の心意気や情熱や苦労が伝わってくるような気がして、つい引き込まれてしまいました。
ただ個人的にしんどかったのは主人公の叔母さん(養い親?)が言ったとある台詞で、
「それは子どもに絶対言っちゃいけないやつ…」
「でもその気持ちはすごくわかるけども…!!」
と叔母さんの気持ちと主人公の気持ち、どちらも考えてみると心がぐちゃぐちゃになりそうでした。
ただ東北の震災の酷さを思えば、そういう里親と震災孤児は少なからずいるのかもしれません。
そこだけは見ていてつらかったです。
内容も知らずに見たからあまり理解できないところもあるにはあったけど、
「1日1日を大切にして生きよう」
と思わせてくれる映画でした。
◇◆終わり◆◇