きのう温泉に行って祖母と露天風呂に入っていたら、知らないおばさんに話しかけられました。
そのおばさんは祖母がいくつなのか気になったみたい。
祖母が91歳であることを話すと、とても驚いていました。
聞けばおばさんの両親はすでに亡くなっているけれども、最期は4年ほど施設のお世話になったそうです。
はじめは自分で世話をしていたそうだけど、そのうち面倒を見きれなくなって、それで施設に預けることになった…と言っていたけど、そのおばさんからは後悔のようなものが伝わってきました。
施設に入れるのは悪いことじゃないと思います。
自分で一生懸命お世話をしていたなんて本当にすごいと思うし、そういう人が共倒れにならないために施設や病院という受け皿が必要なんだと実感しました。
それに、そのおばさんの両親は祖母よりも若い年齢で亡くなっているにも関わらず、祖母がこの年になってもまだ温泉に入ったり自分で歩けていることがすごいことのように感じているみたいでした。
あと、ちょっぴり寂しそうだったかも…。
祖母と一緒に行動していると、たまにこういうことがあります。
そんな時に
「いくらボケているとはいえ、ばあちゃんみたいなのは珍しいんだろうか?」
といつも思います。
90歳を過ぎていても自分で歩けて、寝たきりにもなってないし管に繋がれてもいない。
それは世間から見て特別なことなのかな?と思いました。
◇◆終わり◆◇