IBS(過敏性腸症候群)は腸自体に問題はないけれども、
下痢や便秘やガスが出たりしてしまう病気です。
若い20代から40代に多く見られます。
先進国で多くみられることから文明病の一つとして考えられています。
このIBSですが、病気は症状主体で、器質的に異常がみられません。
よって、内科的なものと精神科的なものが原因として考えられます。
IBSの原因は何なのだろう?
ストレス
一番多い原因といわれているのがストレスです。
現代はストレス社会といわれるほどストレスにさらされる場面が増えています。
しかし、このストレスをうまく処理できずにたまっていくと、
体調的にも不安定な状態になっていきます。
そして、下痢がずっと続いたり、便秘がずっと続いたりといった症状が続きます。
検査をしても、腸に異常はみられないことから、ストレスが原因でこのような状態に陥ったのではと考えられています。
解決方法としては、ストレスの除去ですが、これがなかなか難しいですよね。
でも、それをしなければ根本的解決は難しい状態になってしまいます。
耐性をつけるためにも、腸内環境を整えることが重要です。
食生活
食生活の乱れによってもIBSになることがあります。
偏食はもちろんいけませんが、コンビニ弁当など外食が多いと、
どうしても食事内容が乱れます。
こんな状態が続いていくと、腸などに知らず知らずのうちに負担がかかり、
下痢や便秘などが続くようになってしまいます。
まぁ、食生活の乱れの場合は、IBSになる可能性もありますが、
それ以外の器質的疾患になる可能性も非常に高くなるので注意をしておいたほうがいいですね。
主として、IBSの原因といわれているもの2つを取り上げてみました。
ストレスは、ストレスチェックをしても、なかなか良い解決法がみつからないこともよくあります。
自分なりにストレス解消法を見つけていくことも重要ですね。