レザーのブックスタンド | Chimyan's Workshop Blog

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こんにちは YUKI です

 

 

レザー製品を製作する仕事をしているのにも関わらず、自分で作った私物が少ない私。

(^▽^;)

 

それでも、この頃作った私物があります。

 

お客様からのご注文品の構造や組み立て方を考える過程で、試しに作ってみたものですが、何の役にも立たない試作をするよりは、役に立つ物を作ろうと思って。

(・_・;)

 

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そうして出来たのが、この子。

 

レザー一枚仕立てで作った、ブックスタンドです。

バッグ型にしたのは、単なるお遊び(笑)

 

分厚くて固くて使い辛かったレザー端物を使い、型紙も作らずレザーに直に線を引いて裁断、床面やコバの処理もせず(笑)、作りました☆

 

ただ、縫い方のテストと、初めて使う6mm菱目打ちの感触を試したかっただけなので♪

(^^ゞ

 

ただ、ナカナカ可愛くできたので(笑)、ご紹介。

いずれは、もう少し丁寧に、ちゃんと型紙も作って、商品化したいと思っています。

 

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パッと見ると、大きそうに見えますが。

 

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A6版の日記帳を入れるとこんな感じ。

机の上で、日記帳とペン、定規やその他ノートを立てかけるための、いわゆるブックスタンドなんです。

(*^^*)

 

大きさを工夫して作れば、例えば日記帳や家計簿、ペンケースなどをひとまとめにしておいて、必要な時に机の上に出してくる、本当にバッグのように使うこともできますね♪

 

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先ほども書きました通り、床面もコバも処理していませんので、かなりレザー感が強いです☆

(^^;)

 

持ち手風の飾りも、カシメで一発バシンっと留めているだけ。

でもレザーなので、丈夫で固く自立するのが最大の強みです。

 

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箱型にするために敢えて採用した、すべての面を1つずつのパーツにして、すべての辺を縫い合わせる手法。

 

菱目打ちで穴を開ける時もパーツごとに開け、ボンドで仮止めすることもなく縫い合わせる強気(笑)

コレは、やったことがある方なら分かると思いますが、意外に無謀なやり方なんです☆

オススメしませんよ!

 

ま、そんな工程もすべて試作の内なので、組み立てながら色々と頭の中で模索して、本番(お客様からのご注文)に対応する術を考えていく、これが私の試作です(笑)

(^▽^;)

 

失敗も多いです☆

よく一人で「やっぱし(失敗)?」と笑ってます☆

この子もいっぱい失敗してますが、突き進んで完成させました。

( ̄▽ ̄)

 

というわけで、

 

この子の試作を経て、お客様からのご注文は満足の出来にすることができましたよ♪

 

そちらのご紹介はまた後日。

(´▽`*)