セーヴル展に行ってきました | Chimyan's Workshop Blog

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こんにちは YUKI です

 

 

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静岡市美術館で開催中の、「セーヴル 創造の300年」。

 

行ってきました~~♪

o(≧▽≦)o♪

 

 

インテリアコーディネーターだったり、

紅茶コーディネーターだったり、

するおかげで、磁器は大好きです♪

(*^^*)

 

しかも、セーヴル!

フランス宮廷の磁器、とパンフレットにもありますが、まさに、ヨーロッパらしい優美なデザインで、名立たる王族の皆様に愛された磁器です。

 

 

ヨーロッパで、磁器が作られるようになった背景には、当時中国から輸入された陶磁器の影響があると言われています。

 

紅茶とともにヨーロッパに輸入された中国の陶磁器は、その白い肌と繊細な文様などで、ヨーロッパの人々を魅了します。

 

その影響を受け、18世紀ごろから、ヨーロッパの各地に、窯元が開かれ、ヨーロッパ製の磁器が完成していきます。

 

その一つが、フランスのセーブル。

 

他にも。

イギリスのウェッジウッド。

デンマークの、ロイヤルコペンハーゲン。

ドイツの、マイセン。

 

などなど、よく知られた名前ばかり♪

(*´з`)

 

18世紀といえば、インテリアでは「バロック調」「ロココ調」など、優美なデザインがもてはやされた時代ですから、セーブル磁器も、「食器」としての磁器、というよりは、「装飾品」との側面が強いように思いました。

 

金彩が施された雅やかな絵と、見事な装飾の造形・・・。

(´▽`*)

 

見事、というしかないほど、本当に美しい芸術品でした。

(*^^*)

 

 

私が特に見惚れてしまったのは、「ポプリ壺」の数々と、何と言っても「セーブル・ブルー」と呼ばれる独特の澄んだ深い青色!

 

ポプリ壺は、ポプリを入れるための壺ですが(笑)

(^▽^;)

その大きさといい、装飾性といい、なんとも見事。

フランス宮廷の優雅な生活を垣間見る思いでした~♪

 

そして、セーブル・ブルー。

本当に美しい色です。

 

 

インテリアの歴史に少々詳しいおかげで理解できたことではあるのですが、セーブル磁器は(他の磁器もそうかもしれませんが、)その時代の流行のデザインをしっかりと捉えて、取り入れているなぁと実感しました。

 

アール・ヌーボー様式の時代には、デザインもアール・ヌーボーに。

その後、アール・デコに変わり。

デザイナーも時代ごとに変わりながら、見事に時流に乗って、その時代ごとの最高級品を生み出し続けているんだなぁと。

 

そのことから考えても、磁器は、その用途こそ食事や喫茶、日用使いではあるものの、邸宅や部屋を飾る装飾品の一部であり、インテリアの一部であり、ゆえに時代を反映する重要な要素として注目されてきたのだなぁと、改めて感じました。

 

 

現代でも、様々なインテリア雑貨店で、食器なども合わせてトータル・コーディネートできるような品ぞろえになっていますが、やはりインテリアのコーディネートには、磁器も欠かせない大事なアイテムなんですね☆

 

 

 

フランス国王ルイ15世、ポンパドゥール侯爵夫人、ルイ16世、王妃マリー・アントワネット、ナポレオン。

フランスの歴史に名を連ねる方々が愛したセーヴル磁器が、約130点も紹介されている、「セーヴル展」。

 

磁器に興味がある方はもちろん、インテリアが大好きな方、芸術やデザインに興味がある方、アンティークが好きな方、などなど、一見の価値あり!と私は思います。

 

 

東京や大阪での展覧会を経て、4会場目、最後が静岡会場♪

 

よくぞお越しくださいました!

ヾ(≧▽≦)ノ

 

会期は12月16日までだそうです。

 

 

最高の癒しの時間を頂きました。

アリガトウゴザイマス☆

(*´Д`)