ジビエ料理③~シシ肉ハムのレシピ | Chimyan's Workshop Blog

Chimyan's Workshop Blog

Chimyan's workshopが営む
Natural & Slowな、ちょっといい生活

Chimyan's Workshopへようこそ!
こんばんは YUKI です


そろそろしつこい?ジビエ料理第三弾でございます。
(^▽^;)
でも、コレで終わりなので・・・よろしくお付き合いくださいね♪


イノシシ肉を使ったレシピ、3つ目は、「自家製ハム」です!

普段はイノシシの子孫・豚の肉や、鶏肉を使ってハムを作っていまして、その際には大きな塊のお肉を買うんです。
今回、イノシシ肉を切り出したら大きな塊だったので、「あ、ハムが作れる!」と思ったのは必然でした。

ハーブやスパイスで、臭み消しにもなりますしね~。
(^^)


DSC_1798.jpg


ま、色は悪いですね☆
(^_^;)
でも赤身のお肉なので、しっかりしたハムになりました。


では、レシピを。

<材料>
イノシシ肉  300g
ローリエ  2枚
●塩  小さじ1
●砂糖  小さじ1/2
●黒コショウ  小さじ1/2
●ナツメグ  小さじ1/4
●クローブ  小さじ1/4
●花椒(山椒)  小さじ1/4
●乾燥バジル  小さじ1
●オレガノ  小さじ1/8


<作り方>
1、イノシシ肉は、ざっと表面を水洗いし、キッチンペーパーでよく水気をふき取ります。


2、●印の材料を混ぜたものをバットなどに広げて、肉の表面にまぶし、なじませたら、ローリエとともに密閉袋に入れます。

DSC_1794.jpg

この状態で、チルド室に3~4日置きます。

塩の分量は多くないので、肉から水はそんなに出ません。
とはいえ、日々様子は見てあげてください。


3、3~4日後、取り出して肉の表面を水洗いし、キッチンペーパーでよくふき取ります。

表面のスパイスや塩を洗い流します。
塩抜きは必要ありません。

DSC_1795.jpg



4、オーブン130度で、60~80分ほど焼きます。

野生のイノシシ肉には、菌やウイルス、寄生虫などがいる可能性がありますので、よく殺菌する必要があります。

殺菌法は、「肉の中心部の温度が75度以上で1分以上」です。

オーブンの130度という温度は、決して高い温度ではないので、肉の中心部の温度が上がるまでには時間がかかります。
なので、イノシシ肉に関しては特に時間を長く取りました。

DSC_1796.jpg


肉汁いっぱい(^_^;)

肉の中心部の温度を測るには、電池式の料理用温度計(金属の棒を食品に刺して測ることが出来るもの)があると便利ですね。

表面がこんがり焼けていても、中心部の温度が低い場合がありますので十分に加熱しましょう。


5、よく焼けたら、完成です。

DSC_1798.jpg



写真は、完成して粗熱が取れたところで、味見をしようと切ったところを撮ったものです。

このまま食べても良いですし、ケチャップやマスタードと一緒に食べても良し、野菜炒めに入れても良し、です♪
(^^)


で、肝心の味ですが、

ナカナカ美味しかったです!
(*^^*)

低温で焼くので、柔らかく出来上がりましたし。
もちろん、何度も言うように多少のクセはありますが、スパイスの香りや塩味で、かなり食べやすくなっていると思います。


そのクセというのが、やはりどことなく・・・豚だなぁと思うのです。

豚肉にも独特の臭みがありますが、その独特の臭みを野生的にしたのが猪って感じですね。
(*_*)

ハムも、豚肉で作ったハムと似た味ですし、食感もやはり豚肉が一番近かったと思いました。
豚肉とレバーを足して2で割った感じ・・・。
(-_-;)




イノシシ肉を料理する機会は、十数年に一度程度しかないと思いますが、また巡り会った時には、違う料理を試してみるのも良いと思いましたね~。
(^^♪

ちなみに、イノシシ肉料理の私の個人的な一番は、

カレーです(≧▽≦)

理由は、

「一番臭みを感じにくかった!」




結論。

・・・やっぱり、苦手かなぁ・・・イノシシ。
((+_+))