Chimyan's Workshopへようこそ!
こんにちは YUKI です
ご無沙汰しておりました。
ご無沙汰の理由は特になく・・・完全に休みモードに入っておりました。
天気もずっと雨や曇りでジメジメしていましたので、私自身もジメジメしていた気がしますね~。
(-_-;)
豪雨や突風など、自然の猛威の被害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。
私は、とにかく雨が嫌いです。
雨に限らず、自分の体が濡れることが嫌いです。
濡れたら、さっぱりと乾くまで、きっちり隅々まで拭きます。
手を差し入れると温風で乾かしてくれる機械(なんて名前だろう?)なんかは有難くて、長々と手を入れてます。
・・・でも、傘をさすのは面倒で、車から建物まで優雅に歩いたりする、という矛盾・・・。
(^_^;)
ジメジメ天気で、体もジメジメ。
なんとなーく体が重く、ダルい私自身のために、今日は冬瓜の薬膳スープを作りました。
(*^-^*)
先日、2人のお知り合いから、小さめの可愛らしい冬瓜を2つずつ頂きましたので、そちらをさっそく使いまして、ね。
冬瓜は、「去湿類(きょしつるい)」に分類される食薬です。
その中でも「利水滲湿類(りすいしんしつるい)」に分けられ、むくみや下痢など、体の余分な水分を体外へ出す働きがあります。
体内の余分な水分は、様々な不調を引き起こします。
胃腸に溜まると食欲不振・胃もたれ・下痢などを起こし、
皮膚に溜まるとむくみや体が重い感じの症状に、
関節や筋肉に溜まると痛み・腫れなどを起こす、
と、中医学では言われています。
各部に水が溜まるイメージをすると分かりやすいですよね。
(^^♪
そして同じく、「除湿止痛(じょしつしつう)」の働きがある「解表類(げひょうるい)」の、生姜とネギを一緒に使いました。
火にかける前の状態。
鍋に、
一口大に切った冬瓜(小さめ1/2個)
太め小口切りのネギ(1/2本)
乾姜(生姜を乾燥させたもの、12個)
※乾姜が無ければ、生姜1片(お好みにカット)で代用しましょう。
塩(ひとつまみ)
材料が大体かぶる程度の水(適量:目安は1ℓ)
が入っています。
不織布の袋に入れて浮かべてあるのは、冬瓜の種とワタと皮です。
種とワタと皮は食べませんが、白い実と同じ「利水滲湿類」の食薬ですので、成分を煮出しつつ出汁としても活用すべく、一緒に煮ます。
後で取り出すので、袋入り♪
弱火だと、沸騰するのに日が暮れてしまうので、弱めの中火にかけて、
・・・
沸騰したら弱火にして、15分ほど煮ます。
・・・
結果、
いい感じですね~(^^)
種とワタと皮入りの袋は、ここで取り出します。
味付けは、
鶏ガラスープの素(小さじ2~3)
醤油(小さじ2)
塩(小さじ1/2)
中華風です。
分量はお好みですが、「優しい~♪」という感じの味付けがオススメですね。
生姜の風味と、冬瓜の旨み、ネギの香りも加わって、とっても優しいスープになりました。
立派なメインディッシュです。
(^^)/
薬膳において、スープは食薬の成分を全部取ることが出来る最も良い調理法だとされています。
冬瓜は、煮るとトロッとした食感になるので、スープにするとより滑らかで食べやすくなりますね。
少しクセがある味なので、苦手な方もいらっしゃると思いますが、少し味付けを工夫するだけでグンと食べやすくなります。
旬の食材、冬瓜。
名前の由来は、「保存状態を良くすれば、冬まで保存できるウリ(瓜)」という意味だそうですよ。
(*^^*)
冬瓜が手に入ったら、是非、様々なお料理にしてみてください。