夢 | 犬と娘と 私のひとりごと

私は小さい頃から

車が大好きな少女だった


私が小さい時

スーパーカーがとても流行ったからだ

ランボルギーニとかね


休日になると 外車を見に行ったりしていた子供だった


小学生の時 

ベンツに一目惚れしてからは

私の夢は いつか ベンツに乗る事になった


中1の時

隣りに住んでいた 仲良しのおばさんが

ドイツに越してしまった


私は ドイツのおばさんに手紙を書いた

「ドイツでベンツのディーラーに行って

ベンツのパンフレットをもらってきて

日本に送ってくれないか?」


しばらくして

ドイツのおばさんが集めてくれた

ベンツのパンフレットが日本に届いた


母は慌てた

「中1の娘が ベンツのパンフレット

ドイツから取り寄せ?

これ どうするの?」


私「私が将来乗るんだよ」

母「そんな高い車

普通の人は乗れないのよ」


私「自分で買えなければ

ベンツ乗ってる男と結婚すれば乗れるじゃないの

諦めるなんて嫌よ」


とにかく無鉄砲な子供だった


夢を夢で終わらすのが嫌だった



運転を再開させたら

私は死ぬまでに

これに乗りたい


男は裏切っても

車は裏切らない


私の今の夢だ