イギリス南部の田舎暮らしです。
インスタのインフルエンサーによる
販促活動でよく見かける、
数年前にカントリーハウスを買い取って
ホテルに改造したところが、
車で行ける距離にありまして。
イギリス人の夫に行きたいと頼んでも
あそこは行く気しないのよ
と却下され続けてましたが、
ようやくサンデーランチで行けました。
ゲートから中に入ると
広大なグリーンフィールドが広がり、
羊やヤギが放牧されています。
その中の一本道を、車で進んでいきます。
車に乗ったままなので、
写真は撮らなかったのですが、
私はイギリスの田舎のマナーハウス(豪邸)の
ゲートから建物正面にたどり着くまでに
延々と広がるこういった風景がとても好きなので、
気分が上がりました。
次回行ったら写真を撮ろうと思います。
さて、駐車場に着きました。
係員さんに地図を貰い、
駐車場からホテルに向かって歩きます。
メインとなる建物は、
敷地の広さの割りに思ったよりも小さい。
庭に面した側はこんな感じです。
ホテルの中は、インテリアデザインに
惹かれる部分があまりなく、
写真を撮りませんでした。
このホテルのオーナーさんは南アフリカ人の大富豪。
インテリアはフランス人とイタリア人に
お願いしたらしいのですが、
経営を考えて予算を絞り、
リノベ、ケチったなという感じで
五つ星ホテルですが、建物もかなり小さいですし
これは四つ星でしょう。
しかし、オープンキッチンは巨大。
イギリスですから期待してはいけない。
でも、このキッチンなら、まともなものが
出てくるかもしれない。
ディナー用のダイニングルーム。
ランチはカジュアルなこちらです。
私はサンデーランチを頼みました。
ローストビーフが、相当美味しかった!
これは嬉しい
サワードゥもメチャクチャ美味しかった。
しかし、前菜はまぁOK
サラダは塩入れすぎ
ヨークシャープディングは美味しくない
デザートは激甘でとても食べられない
と、それ以外はやはりイギリスでした。笑
でも、日本だって、イタリアだって
ホテルのレストランはハズレが多いので、
こんなに美味しいローストビーフを頂けるなら
御の字です。
それに、田舎に住んでいるとドレスアップする
機会が少ないので、オシャレして行けるのも
嬉しかったし、
何よりお会計は2人で110ポンドと
ホテルなのに安め、サービスもよく
思ったより良かったです。
なので、宿泊する場合は
いくらかしらと調べたら驚愕。
四つ星が妥当だろうと思うのに
一泊900ポンド超え。
最低宿泊数は2泊から。
服装ですぐにわかりますが、
たくさん来ていたロンドンからの宿泊客の
皆さまにお金は落として頂き、
ローカルの我らはサンデーランチで十分です。
ランチ後は、楽しみにしていたお庭散策。
お庭、なんか地味よね
と言ったら、
というよりも、格式ばりすぎかなぁ。
それに、このデザインは空から撮ると映えるけど
庭を歩き回ってもあんまり楽しくないよね。
ちょっとがっかりね。
と、アマチュア庭評論家の夫。
家の格と合ってないと言いたいのでしょう。
アマチュア辛口レストラン評論家の妻と
いい勝負です。
ホテルのデザインが
クールでモダンを意識しているので、
庭もこのデザインにしたのだろうと思います。
でも、田舎らしいこんな可愛らしい一角も
残してくれてありました。
庭の中で私が一番気に入ったのはここ。
バーン(穀物などの収納庫)のしつらい。
広大な庭の一角には
地元の家族連れが楽しめるスペースや
カフェレストラン、ジェラートショップ、
水浴び場があり、
たくさんの子供たちが楽しんでいました。
ファームショップもあり、
そこでサワードゥも売っていたので
次にサンデーランチに来たときは
買って帰ろうと思います。
以前、このホテルと似たようなプロジェクトを
しているレストラン&ホテルチェーンの
The Pigの一つに行ったことがあるのですが、
ここの方が家の格は上。
でも、四つ星ホテル。
庭から何から本当に素敵な豪邸で
特にレストランは地元イギリス人に人気なのですが、
食事が何もかも美味しくないんですよ。
この記事に出てくるホテルも全然美味しくない。
(ここもとても素敵なホテルですが、四つ星。)
だから、もう一回頑張って
車で行く気がしない。。。
本当に素敵な場所なので
イギリス人の食のセンスの悪さが、悔しい。
イタリアやフランスのように
ホテルの食事がダメでも
外に行けば美味しいものがあればいいのだけど、
ないからね。
⇩クリックして頂けるととても喜びます
ヨーロッパランキング