イギリス南部の田舎から

お上りさんしてのロンドン滞在中、

イギリスの総選挙がありました。


結果は事前にわかりきっていたので

何の驚きもありませんでしたが、


選挙結果が発表された日、

私はウェストミンスター寺院に

まだ行ったことがなかったので、


観光に行こうと歩いている途中に

バッキンガム宮殿を通りかかったら、

報道カメラの放列が。



新首相がチャールズ国王に会いにいくんじゃない?
と、イギリス人の夫。

すると、警察の車両がたくさん来て、
ザワザワしてきたので
誰か通るのかなとスマホを向けたところ、



一瞬のことでよくわからなかったので、
誰だったの?と夫に聞いたら、

車の紋章ですぐにわかったよ。
今通ったのは、チャールズ国王だよ。

車が速すぎてわかりにくいのですが、
黒い車の中に、青いスーツで座っているのが
チャールズ国王です。

彼が戴冠式を行ったウエストミンスター寺院に
見学に行く途中でお目にかかれた偶然。

さて、ウエストミンスター寺院。
世界一有名な寺院と言っても過言では
ないのではないでしょうか。

チャールズとダイアナの結婚式。
ダイアナ妃のお葬式。
ウィリアムとケイトの結婚式。
エリザベス女王のお葬式。
チャールズ国王の戴冠式。

全てここで執り行われ、
世界中に放送されました。


有名なこの入り口は

一般公開の場合は出口となります。



入ってみたら、

TVで観ていたイメージよりも

規模は小さい寺院でした。



展示されている戴冠式の椅子。



寺院内にはたくさんの王や王妃、
歴史上の有名人が眠っていますが、

エリザベス一世と
エリザベス一世が処刑した(させられた?)
メアリー・スチュアートもここに眠っていました。
まさかの、同じ場所。

ちなみに寺院に入るには、
事前にオンラインで
入場時間指定のチケットを買っておかないと
入れません。

なぜなら、平日でもとても混雑するため、
入場規制をする必要があるからです。

こんなに混んでいなかったら、
似た名前の王だらけで悩まされた
イギリス史を振り返りながら
ここに眠る王の墓を再訪したいな
と思ったりしました。


ウエストミンスター寺院には
あまり関係ないのですが、

イギリス王の墓といえば、

日本では昨年公開された

この映画、とてもお勧めです。



飛行機の中で、何の前知識もなく

なんとなく観たら、実話と知って

腰を抜かしました。


歴史の長い英国らしい

歴史浪漫に溢れた映画です。


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