中東の悲惨なニュースが、

日本ですら、一面を飾っています。

 

日本にとって、歴史的には何の関係もなく、

利害関係もないので関わらないのが正解ですから

中立のまま、人道的支援だけすればよいと

思いますが、

 

2,000年以上前から続いている

血で血を洗う紛争に、

一神教の恐ろしさを改めて痛感しています。

われらの神を信じる者以外はすべて邪悪。

だから、殺してよい。

 

そこに話し合いが存在する余地はなく、

「話せばわかる」は存在しないのです。

 

日本人は多神教の民族です。

なので、神のために他者を抹殺するという

発想が本来、ありません。なので、

話せばわかるはずと思ってしまいがちですが、

一神教の対立であるこの紛争には、

出口はない。ないんです。

日本人の太平洋戦争うんぬんはここでは触れません

 

イギリスも十字軍から始まり、

今回の紛争は当事者の一部です。

しかし、今のイギリスのキリスト教の実態は、

日曜日のミサには数人しか来ず、

教会はどこも財政難で、

修繕をするお金の工面にすら苦労しています。

朽ち果てたまま鎖を掛けられ、

放置されている教会もある。

十字軍の熱狂は、もう存在しない。

 

イギリス人にとって

キリスト教の習慣は残りはしても、

キリスト教離れは、

もう元には戻らないでしょう。

 

元オウム真理教信者の上祐氏のインタビュー

読んでみたら、なるほどな指摘がありました。

 

民主主義社会において、

一神教の教義による二分化(善悪)は、

法の下の平等に反する。

しかも教義が法を超越し、

神のための殺人を肯定する宗教は

法治国家の根本を覆してしまう。

このように民主主義の原則に明確に

反する教義は、民主主義社会では

信教の自由の概念を認めないと

法改正をすべきではないか。

 

最近のイギリスは、

極端な左翼思想が幅を利かせており、

ひと昔前の常識が通用しなくなっています。

移民政策しかり。難民問題しかり。

LGBT問題しかり。

 

時代の流れなのだとしても、

行き過ぎだと違和感(不快感)を感じる

私の感覚も、認めて欲しいと思う昨今です。


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