プラチナム・ジュビリー

(エリザベス女王の即位70周年)のお休みは、


パリとモン・サン・ミシェル旅行を

計画していたのですが。


突然の大怪我で

車椅子になってしまったので、

パリは何とか行けるとしても、

モン・サン・ミシェルはとても無理。


なので、

入院先からモン・サン・ミシェルは

キャンセルし、

急遽行き先をリヨンに変更。


イギリス人の連れと付き合うようになって、

初めての2人旅は、車椅子でのスタート。


ロンドンからパリへはユーロスターで。

ビジネスクラスは高いから、

一等車を予約してありました。

なので、ラウンジは使えないはずが、


「車椅子の方はラウンジへどうぞ。」


やったー、ビール🍺がタダで飲める

と喜んだ連れ。


いそいそとビールカウンターに行ったら、

その日、

パリで大きなサッカーの試合があるらしく、

観戦に行く英国人がビールを飲み尽くした後で、

欲しかった銘柄のビールは貰えず、

ジュースを持って帰ってきました。


夕方、パリのホテルに到着し、

チェックイン。


お部屋は最上階。

ホテルのエレベーターが

びっくりするほど小さかったので、

車椅子はフロントに預け、

私は荷物とともに松葉杖で部屋に上がり。


狭いところが苦手な連れは

エレベーターは使わず、

階段で最上階まで追い掛けることに。


先に部屋に着いた私、

ドアの前で待てど暮らせど、

連れが来ない。


待ちくたびれて、

ソファーに移動して座っていたら、

ようやく到着。


あのね。大変だったの。

何があったと思う?


なに?


最上階まで階段上がったら、

ドア一つだったから、


chimu?ドア開けれる?


とノックしながら言ったら、

お入りください、開いています。

(フランス語)


chimuは松葉杖だから、

ドアを開けるために、

ホテルの人が居てくれてるのかなと思って。

で、入ったら、80代ぐらいのおばあさんが居たの。


ズールー エクスペリエンスの方ですね。


はい?


戸惑ってたら、

着替えのお部屋はこちらですよ

と腕を掴まれたから、

ビックリして逃げて

フロントまでダッシュで降りたの。


そしたら、


「ごめんなさい、

階段が2つあることを言い忘れて。

あなたが行ったのはあそこに居住している

マダム・モンタニューのお部屋なんです。

こちらが正しい階段です。」


と言われて、

やっと自分の部屋に

たどり着けたわけよ。


ぼく、マダム・モンタニューに

食べられちゃうところだったんだよ!


ズールー族って存在するのかいなと、

調べてみたら

本当に存在していました。


こんな感じらしい。






おばあちゃん、

お金と暇がありすぎて、

毎晩様々な方を呼んでは、

楽しんでいるようです。


ホテルの一階にあるビストロでの朝食風景。

このビストロは前から来てみたかったので、

夕食も食べましたが、美味しくて満足でした。



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