納得行く結果にできなかった改修。


ここの会社とは、手直し以外では縁を切ることにし、

照明のやり直しと、インテリアは、別の会社にお願いすることにした。


改修を依頼した会社よりもずっと大きな会社なのに、

いや、だからか、とても対応が丁寧で親切。


何度もうちを見に来てくれて、写真をたくさん撮って、考えてくれた。

先日は一日、車で家具屋さんを一緒に回ってくれた。

しかも、全てのお店の下見を済ませてあり、あの場所にはこれを、

などといった提案がほとんど出来上がっていた。


そのセンスが私にぴったりだったから、

途中、うちのゲストハウス(日本人の作品ではない)も見せて、

なぜ私がここまでインテリアにこだわるのかも理解してもらい、

少し修正も加えてもらった。


イタリアなどヨーロッパに、インテリアのインスピレーションを得に

毎年旅行をするという彼女が日本にこんな場所が・・・と腰を抜かし、

これじゃあ、こだわりたくもなるよねって。


都内で一番好きなホテルのインテリアは、パークハイアットというのも

共通だったし、たぶん、彼女となら、よい空間を作れると思う。


改修を依頼した会社は、私の前のデザイナーズマンションを

見学にも来てくれなかったし、打ち合わせの回数も少なかった。


次、マンションを買い直すときは、今の会社の彼女たちと

一緒に改修をしたいな。今から楽しみだわ。


私が目指すのは、クラシカルベースでのモダンとのフュージョン。

ゴシップガールの衣装で示すところの、ブレアのテイストに

セリーナのテイストを加えた感じ。


基本はサァラ麻布で揃えるけれど、高いものばかりでなく、

そこに自由なテイストを加える。


はめこみ窓のバーチカルは、全てバウマンにした。


照明のやり直しや家具を全部買い直す等々で、

また大台行っちゃうかもだけど、私の空間を作り上げたい。


だって、初めてうちに来てくれたとき、彼女に言われたの。


「確かに、照明やもろもろ、アドバイス不足による失敗はある。

どうしてもっと考えてあげなかったんだろうと、同じ業界に居る者として

腹も立つから、気持ちはわかります。でも、マンションを買い直すのは大変なこと。

だったら、ここを一度飾ってみて、居心地のよい空間にできたら、長く住めるかもしれない。

それにね、インテリアって、場数を踏み、失敗もしないと、次のステップにはいけないの。

捨て金って、どうしても必要なんですよ。だから、この家を飾るという経験をして、

次に活かした方が、きっといいですよ。」


この一言で、踏ん切りがついた。

出会いに感謝。