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R5.9月 濾胞性リンパ腫の治療開始〜R6.5月寛解
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はじめましての記事はこちら
タイトルを見て、すぐにメロディが思い浮かんだ方は、私よりも年上の先輩かなーと思います。
子供の頃に、家にあった親のレコードでよく聴いていた曲です。
子供の時は、「おらは死んじまっただー」ってフレーズが有名な、帰ってきたヨッパライって曲の方が好きでしたが…
今回は悲しくてやりきれないって思わず口ずさんでしまう理由を書きます
実は、先日、飼っていたハムスターが天に召されてしまいました
我が家のハムスター「プリン君」はジャンガリアンハムスターのイエローという種類でした。
ジャンガリアンハムスターの寿命は2年位、と購入したペットショップで言われていました。
飼い始めてからちょうど2年経った所でした。
見ていても、動きは鈍くなり、高齢になってきたなぁとは思っていました。
寿命だったのか、実は病気になってたのかは今となってはわからないです。
飼い始める時は、小動物だし、亡くなってしまってもそこまでのダメージは無いだろうなんて思っていました。
全然そんな事ないです。
思い返せば、楽しい時も辛い時も部屋の片隅に居て、癒しをくれた大事な家族。我が子のように声をかけてお世話をしていました。
自分のお世話が良くなかったのかとか、病院に連れて行っていたらもっと長く生きられたのでは、など考えてしまいます。
悲しくて悲しくてとてもやりきれない気持ちです。
赤ちゃんの時は全然なつかず、すぐに小屋に隠れてしまったプリン君。
ハムスターは夜行性なので、夜中になると、ここぞとばかりカラカラカラカラ…回し車で走り回っていて、
朝ケージを見ると、 シーン と身を潜めてどこかで寝ている様子。
夜中に色んなところを走り回った形跡があり、いつの間にか餌も空っぽになってたり(それがまた愛おしい)して、すれ違いの生活をしていました。
かまい過ぎるのは、ストレスになると聞いていたので、私も子供達も過度に触ったりはせず、観察していました。
だんだんと飼い主達から餌を貰える事がわかってきて、姿を見せてくれるようになり、ちょっとした触れ合いも出来るようになりました。
モッツァレラチーズとブロッコリースプラウトが大好物でした。
最後の日の前夜、いつものように野菜やシード類をお皿にあげても眠そうに横になって、出てこないので、口元に好きなチーズを小さくちぎって食べさせてましたが、食欲がないのか、すぐに寝てしまいました。
なんだかいつもと様子が違うし、考えたくないけど、もしかしたら…という気持ちは拭いきれず、一旦子供達と一緒に寝始めましたが、気になって夜中に目が覚めました。
ケージを見ると、寝床から移動していて、目は空いてるけれど、じーっとして動かないプリンがいました。
なんだか様子がおかしいので、声をかけたり抱き上げたりしましたが、自力で歩くのもやっとな状態でした。
この時、この子はもう長くないんだと思いました。朝起きたら動かなくなってるかもしれない、と。
夜中の12時頃だったのですが、子供達にも伝えておかないとと思い、起こしに行きましたが、長男以外は寝ぼけて起きられませんでした。
長男はすぐに状況を理解して、泣きながら、「神様、どうかプリンくんに時間を下さい。」と言って、仕事で帰りの遅い夫にも、早く帰ってくるようにLINEをしてくれました。
夫が帰宅した後位から、じーっと横たわっていたプリン君が痙攣したり、ひっくり返ったりし始めました。
救急でペット病院に連れて行った方が良いか、でも連れて行ってももう… と判断出来ずに、泣きながらただただ、見守る事しか出来ませんでした。
数時間後には動かなくなっていました。
早朝に子供達を起こして、プリン君が亡くなった事を伝えました。
長男は夜中に一度起きて最後がわかっていたので、黙って泣いていました。
長女は、大泣きしていました。最初にハムスターを飼いたいと言って、プリン君を選んだのは長女でしたから。
次男(5歳)は、まだ完全に理解してないのか、泣きはせず、だまっていました。
その日は私だけ仕事だったので、朝のうちに庭に埋めてあげようという事になり、庭の一角にお墓代わりの花壇を作り、埋葬しました。
ケージ内の床材を捨ててしまうのが悲しくて、土の上に敷きました。
太ってしまうからと、毎日はあげられなかった大好きだったひまわりの種をお供えしています。
次男が毎日気にかけてくれて、ひまわりの種をお供えしてくれています。
玄関までのアプローチ部分なので、必ず通る場所にプリン君を感じます。
プリン君の居ない生活にはまだ慣れません。やっぱり不意にさみしくなります。
ペットを飼う事は子供の情操教育に良いと言いますが、長男にとっては今は悲しい気持ちの方が大きくて、私もですがペットロス状態です。
みんなが少しでも元気になれるように、ハムちゃんのぬいぐるみを購入しました。
紐を引っ張るとぶるぶる動いて可愛い子です。自然とプリン君と呼んでいます。
長女は、こんなに悲しいなら飼わない方が良かった、もう飼いたくないなんて言ってます。
死んでしまうからこそ命は大切なんだよ、生まれてくる事がありがたいんだよ。
悲しいけれど、命の尊さが学べたのなら、飼っていて良かったと思えます。
家族の一員だったプリン君、いつか来世生まれ変わった時にも、また家族として(でなくとも)近くで出会えると信じています。
今頃、5年前に亡くなったジィジと一緒に天国で遊んでいるかな。
父親が好きだったんですよね。フォーク・ザ・クルセイダーズ。楽しく天国へいっておくれ。
プリン君、たくさんの思い出をありがとう。