北朝鮮と中国の蜜月は本当か?
『北朝鮮当局が中国との貿易統制を一段と強化し、中国側取引先の氏名や連絡先、事業内容などの詳細な情報を当局へ報告するよう義務付けた結果、中国企業が取引そのものを敬遠するケースが相次いでいると、デイリーNKの北朝鮮内部情報筋が伝えている。
情報筋によると、北朝鮮では公式貿易を行うために国家が発行する貿易許可証を取得する必要があり、従来から取引品目や数量などについては当局への報告義務があった。
しかし最近では管理対象が拡大され、中国側取引先の氏名や連絡先、事業内容といった個人・企業情報まで詳細に報告するよう求められているという。
さらに、中国滞在中の北朝鮮貿易関係者には、誰と会い、どこを訪れたかまで細かく報告することが義務付けられ、監視体制が大幅に強化された。
こうした措置は現場に大きな影響を及ぼしている。
長年取引のある中国業者は従来通り商談を続ける例が多いものの、新規取引先の開拓では事情が異なる。
当局への個人情報提供を嫌う中国側業者が少なくなく、「名前や連絡先を北朝鮮当局に提出するくらいなら取引を見送る」として商談を断念するケースが相次いでいるという。
情報筋は「昔から付き合いのある中国業者はあまり気にしないが、新しい取引先ほど身元情報の提出を拒み、取引そのものを諦める例が目立つ」と説明する。
このため北朝鮮の貿易関係者の間では、華僑を仲介役として利用する動きも広がっている。
華僑が複数の業者と価格交渉や商品調達を代行することで、中国側の個人情報を直接報告する必要が少なくなるためだ。
ただ、その分だけ取引は複雑化し、時間もかかるようになったという。』
習近平国家主席の今年初となる外遊が北朝鮮の平壌だった。
これまで習近平国家主席は中国から出なくて、受け入れのみで対応していた。
アメリカのトランプ大統領やロシアのプーチン大統領など各国首脳が中国の北京詣でをして悦に浸っていた。
中国は自分達が世界の中心で、周辺列国が自分達の所へ朝貢するのが当然という考えが根本的にある。 中華思想だね。
それだけ習近平国家主席にとって北朝鮮の金正恩総書記を大事にしないといけない事情があったのだろう。北朝鮮に対する中国の一定の影響力保持も大きな狙いだと思われる。
最近、北朝鮮は中国よりもロシア・ウクライナ戦争を通じて強固となったりロシアを最重視していた。しかし、経済的に大きな影響力を持つのはやはり中国だ。
ロシアとの軍事的結びつきが強くなった北朝鮮の様子を見ておこうという事じゃないか?
アメリカのトランプ大統領とか、ロシアのプーチン大統領とかの会談でも北朝鮮の核問題などは話題に上ったと思う。中国も一定の影響力を残す為にわざわざ習近平国家主席が出向いた面もあるだろう。
北朝鮮にとってもアメリカの動向を探ったり、ロシア優先でぎくしゃくしていた中国との関係を正常化したいとの思惑もあっただろう。
そんな中国と北朝鮮の蜜月と称される政治的パフォーマンスの陰で、実際は北朝鮮政府は中国との貿易をやりにくくしているというニュース。
記事では、中国側取引先の氏名や連絡先、事業内容といった個人・企業情報まで詳細に報告するよう求められているという。
これまで北朝鮮と付き合いがあった会社なら我慢するかもしれないが、新規顧客にとって、そんな面倒な手続きが必要なら諦めるようになっているという。
まあ、当然だよね。
北朝鮮との貿易ビジネスで莫大な金が手に入るというならまだしも、経済が破綻しかかっている国で世界から経済制裁もされている国の企業とわざわざビジネスをスタートしようと思わないだろう。
手続きが簡素と言う条件は絶対だ。
金正恩総書記は経済的メリットよりも情報流出を極端に恐れているように見える。
それと、中国との貿易で外貨稼ぎをしたいという思惑は政策を見ているとないのではないか?
ロシアとの戦争特需があったのだろうと想像する。
ロシアに砲弾などの物資だけでなく、兵士と言う人間も輸出していたのだから、そこそこ金正恩総書記の懐が潤っていてもおかしくはない。
北朝鮮の兵士を含む出稼ぎのお金の大半は国家に吸い上げられ、本人にはほとんど残らない。それで、中国の縫製工場で暴動が起きたりもしたのだ。
中国滞在中の北朝鮮貿易関係者には、誰と会い、ねこを訪れたかまで細かく報告することが義務付けられたらしい。そこまで監視しないと逃げ出すということだろうね。
北朝鮮の人々の生活は一部の特権階級を除いて、非常に苦しいと言われている。
特に農村部は悲惨らしい。
都会から農村へ志願して移動させる制度があるが、半強制的で生かされ農村の酷い実態に絶望して、逃げ帰る若者が続出しているというニュースもある。
だから中国に行ける機会がある人はチャンスとも言える。脱北しやすい。
金正恩総書記は人々が脱北して、北朝鮮の現在の状況の流失を恐れているんだと思う。
それぐらい酷いんだと思う。
実際に、韓国のカカオトークや中国のWeChatなどのアプリが入っていただけで重刑とも言われているくらいだ。
金正恩総書記は、北朝鮮の人々の生活を蔑ろにして、核開発や軍事船建造にお金を使っている。
それは貧困に苦しむ北朝鮮の多くの人々にとっては恨みの対象になる。
また、民間の企業が潤っても闇経済が発達するだけと考えているのかもしれない。
これまで北朝鮮は中国からの密輸で物資が回っていたとも言われていたが、コロナ以降はかなり厳しくなったようだ。
実際、金正恩総書記は全ての貿易を透明化して、政府機関系が中国との取引相手にしたいみたいだ。利益は全て国家にということだろう。
それと最近はAIなどの発達も大きく影響しているように思う。
北朝鮮の仮想通貨(暗号通貨)のハッキングは有名だ。こういう裏搾取のハッキングがないと核開発などできなかっただろう。
それに加えAIがどんどん進化している。
AIエージェントが登場し、指示をしておけば作業まで完了してくれる時代になった。
スマホ1つで何でもできる便利な世の中になりつつあるが、落とし穴も多い。
ウイルスをしかけられれば、多くの個人情報が抜かれる。
実際にQRコードで支払っている人は銀行と連結しているスマホだろう。
北朝鮮はIT時代の闇の部分の最先端を行っているからこそ、核開発などの資金を集められているのではないか。
だから、農村の北朝鮮の民衆をただの使い捨ての駒と思っている北朝鮮政府にとって、中国の貿易は最低限の物資の輸入ができればいい程度に重要度が下がったのかもね。
中国との貿易は、かつてのようにあまり利益が上げられないと見ている可能性はある。
皆さんはどう思いますか。
サッカー関係者のVISA拒否
『【エルサレム=福島利之】パレスチナ・サッカー協会のジブリール・ラジューブ会長は13日、読売新聞の電話取材に、サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3か国大会で米国とカナダからビザ(査証)の発給を拒否されたと明らかにした。
パレスチナは予選で敗退し、本大会には出場していない。
ラジューブ氏は11日に開会式が行われたメキシコには入国を許可されたが、米国とカナダからビザ発給を拒否され、入国できないという。
ラジューブ氏は「イスラエルがビザの取得を阻止するために圧力をかけた」との見方を示した。
ラジューブ氏はパレスチナ自治政府を主導する主流派ファタハの重鎮。4月にカナダで開かれた国際サッカー連盟(FIFA)の総会では、イスラエルのサッカー協会幹部との集合写真を拒否した。』
サッカーワールドカップは、世界中で注目のスポーツイベントだが、今回ほど政治と結びついた大会も珍しいだろう。
今回の一番の問題は3か国で開催ということ。
W杯はアメリカを中心に、メキシコ、カナダの3か国で試合を実施。
そして、各国で入国VISAの対応が違う。
特にアメリカはシビアだ。
トランプ大統領がイスラエルと組んで、イランと交戦を始めた。
これが大きな原因ともなった。
特に3か国開催ではあるものの、今回のサッカーワールドカップはアメリカ中心の試合日程。
ガーナの選手のように、アメリカに入れても、カナダには入国拒否のケース。
このラジューブ氏のようにメキシコに入れても、アメリカ、カナダには入れないケース。
3か国のそれぞれの国との関係が大きく関係している。
特にアメリカは、イランと戦争をしているが、ワールドカップにはイランが出場し、アメリカで試合をする。その為、イランの選手や必要スタッフにはVISAを発行。
しかし、VISAが発行されない人もいた。
FIFAは配慮するように色々言っていたけどね。
ただ、アメリカ政府を無条件で責めるわけにはいかない。
W杯は世界的なスポーツイベントだ。
だから、スパイやテロリスト達にとっては絶好の機会とも言える。
世界中から多くの人が集まると、人ごみに紛れやすくなる。
警備と言っても人的、金銭的に限界があるのは当然。
特にトランプ大統領は、イランだけでなく、ベネズエラやキューバと直接手を出してきているし、中国とも経済戦争を実行中。
いや、それどころか西側であった欧州ともうまくいっていない。
特にグリーンランドを買い取るとか発言して、デンマークとはしこりが残る。
他にも米軍駐留数を突然大幅削減と言って、ドイツとも関係が良好とは言えない。
そんな時の世界中から人が集まるサッカーのワールドカップ開催だ。
大会中にテロなどが起きたら、大失態となる。
トランプ政権がVISA発行に慎重になるのは理解できる部分もある。
メキシコ政府はVISA発行をほとんど止めていない。
しかし、メキシコはメキシコで問題を抱えており、経済問題でW杯に金を出して、国内貧困問題が疎かになっているという事で、W杯の華やかさの裏側でデモが実行されている。
ワールドカップ開幕戦と言えば、開催国の首脳が出席するのに、今回メキシコのシェインバウム大統領は顔を見せなかった。これはこれまでの慣習からすれば異例と言える。
シェインバウム大統領の政党(MORENA)は「左派・貧困層の支援や平等」をスローガンにしているため、ワールドカップのチケットの高額さと自分も一般人の視線を重視した為と言われている。
W杯視聴はVIPの特別扱いではなく、パブリックビューイングを選んで、貧困層の事を考えているという事を行動で示したのだろう。
今メキシコシティで行われているデモに対する行動ともとれる。
このようにアメリカ、メキシコ、カナダはそれぞれ抱えている問題が違うのだ。
メキシコから陸路で入国する人はいつもより多いだろうし、アメリカに密入国する人も出てくるだろう。
ラテン世界ではワールドカップの為に命を張る輩が出るからね。
特に自国が予想に反してベスト8、ベスト4などに進出すると、後先考えずに行動する人が必ず出てくる。
今回のW杯は出場国を大幅に増やし、試合数も多い。
その分、開催国の警備負担は増大している。
アメリカやカナダのVISA要件を厳しくしているのも、ある程度理解はできる。
この機会に、自国にテロリストやスパイなどを入れたくないからね。
ただ、アメリカはVISAを発行していても、人によってはシングルということもあるようだ。シングルと言うのは1回の入国だけ認めるという事。
その場合、自国の試合がアメリカであった後、第2試合はカナダでやって、第3は再びアメリカで試合となっている場合は大きな問題になる。
これって、マスコミ関係者ではこういうケース出ていると言われている。
VISAもマルチじゃないと、一度アメリカを出国すると再びVISA申請をしないといけない。そんなにすぐにVISAが下りるとは限らないし、試合後に発行されても意味がない。
それでなくても、トランプ政権は不法移民に神経質になり、有名大学の外国人留学生にまでケチをつけてきた。できるだけ、アメリカへの門戸を狭めようとしているのは明らかだからね。
マスコミによっては、同じ人が取材するのではなく、チームで担当する試合を決めてチェックするというやり方が主流になるかもしれない。
日本人はあまりそういうVISAで嫌な思いをする人は多くないと思うが、アフリカの発展途上国などは大変だろう。そもそもアメリカは国籍で入国禁止にしている国だってあるしね。
日本国籍のパスポートでも、アメリカが禁止している国への渡航があったら、簡単に申請できるESTAが利用できなくなり、きちんと大使館などでVISAを申請して面倒な手続きが必要になる場合もあるようだ。
話を戻すと、これまでチームに帯同してきたスタッフやお世話係がいなくなったチームは、別の意味で不利になる可能性がある。
選手のコンディションだけでなく、今回はどこで試合をするのか、VISAは関係あるのか、それによって大きく戦略が変わってくる可能性がある大会だね。天候以外にコンディション調整に大きな差が出てくるかも?
とにかく無事に最後まで北中米W杯が終了することを祈っているよ。
『【エルサレム=福島利之】パレスチナ・サッカー協会のジブリール・ラジューブ会長は13日、読売新聞の電話取材に、サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3か国大会で米国とカナダからビザ(査証)の発給を拒否されたと明らかにした。
パレスチナは予選で敗退し、本大会には出場していない。
ラジューブ氏は11日に開会式が行われたメキシコには入国を許可されたが、米国とカナダからビザ発給を拒否され、入国できないという。
ラジューブ氏は「イスラエルがビザの取得を阻止するために圧力をかけた」との見方を示した。
ラジューブ氏はパレスチナ自治政府を主導する主流派ファタハの重鎮。4月にカナダで開かれた国際サッカー連盟(FIFA)の総会では、イスラエルのサッカー協会幹部との集合写真を拒否した。』
サッカーワールドカップは、世界中で注目のスポーツイベントだが、今回ほど政治と結びついた大会も珍しいだろう。
今回の一番の問題は3か国で開催ということ。
W杯はアメリカを中心に、メキシコ、カナダの3か国で試合を実施。
そして、各国で入国VISAの対応が違う。
特にアメリカはシビアだ。
トランプ大統領がイスラエルと組んで、イランと交戦を始めた。
これが大きな原因ともなった。
特に3か国開催ではあるものの、今回のサッカーワールドカップはアメリカ中心の試合日程。
ガーナの選手のように、アメリカに入れても、カナダには入国拒否のケース。
このラジューブ氏のようにメキシコに入れても、アメリカ、カナダには入れないケース。
3か国のそれぞれの国との関係が大きく関係している。
特にアメリカは、イランと戦争をしているが、ワールドカップにはイランが出場し、アメリカで試合をする。その為、イランの選手や必要スタッフにはVISAを発行。
しかし、VISAが発行されない人もいた。
FIFAは配慮するように色々言っていたけどね。
ただ、アメリカ政府を無条件で責めるわけにはいかない。
W杯は世界的なスポーツイベントだ。
だから、スパイやテロリスト達にとっては絶好の機会とも言える。
世界中から多くの人が集まると、人ごみに紛れやすくなる。
警備と言っても人的、金銭的に限界があるのは当然。
特にトランプ大統領は、イランだけでなく、ベネズエラやキューバと直接手を出してきているし、中国とも経済戦争を実行中。
いや、それどころか西側であった欧州ともうまくいっていない。
特にグリーンランドを買い取るとか発言して、デンマークとはしこりが残る。
他にも米軍駐留数を突然大幅削減と言って、ドイツとも関係が良好とは言えない。
そんな時の世界中から人が集まるサッカーのワールドカップ開催だ。
大会中にテロなどが起きたら、大失態となる。
トランプ政権がVISA発行に慎重になるのは理解できる部分もある。
メキシコ政府はVISA発行をほとんど止めていない。
しかし、メキシコはメキシコで問題を抱えており、経済問題でW杯に金を出して、国内貧困問題が疎かになっているという事で、W杯の華やかさの裏側でデモが実行されている。
ワールドカップ開幕戦と言えば、開催国の首脳が出席するのに、今回メキシコのシェインバウム大統領は顔を見せなかった。これはこれまでの慣習からすれば異例と言える。
シェインバウム大統領の政党(MORENA)は「左派・貧困層の支援や平等」をスローガンにしているため、ワールドカップのチケットの高額さと自分も一般人の視線を重視した為と言われている。
W杯視聴はVIPの特別扱いではなく、パブリックビューイングを選んで、貧困層の事を考えているという事を行動で示したのだろう。
今メキシコシティで行われているデモに対する行動ともとれる。
このようにアメリカ、メキシコ、カナダはそれぞれ抱えている問題が違うのだ。
メキシコから陸路で入国する人はいつもより多いだろうし、アメリカに密入国する人も出てくるだろう。
ラテン世界ではワールドカップの為に命を張る輩が出るからね。
特に自国が予想に反してベスト8、ベスト4などに進出すると、後先考えずに行動する人が必ず出てくる。
今回のW杯は出場国を大幅に増やし、試合数も多い。
その分、開催国の警備負担は増大している。
アメリカやカナダのVISA要件を厳しくしているのも、ある程度理解はできる。
この機会に、自国にテロリストやスパイなどを入れたくないからね。
ただ、アメリカはVISAを発行していても、人によってはシングルということもあるようだ。シングルと言うのは1回の入国だけ認めるという事。
その場合、自国の試合がアメリカであった後、第2試合はカナダでやって、第3は再びアメリカで試合となっている場合は大きな問題になる。
これって、マスコミ関係者ではこういうケース出ていると言われている。
VISAもマルチじゃないと、一度アメリカを出国すると再びVISA申請をしないといけない。そんなにすぐにVISAが下りるとは限らないし、試合後に発行されても意味がない。
それでなくても、トランプ政権は不法移民に神経質になり、有名大学の外国人留学生にまでケチをつけてきた。できるだけ、アメリカへの門戸を狭めようとしているのは明らかだからね。
マスコミによっては、同じ人が取材するのではなく、チームで担当する試合を決めてチェックするというやり方が主流になるかもしれない。
日本人はあまりそういうVISAで嫌な思いをする人は多くないと思うが、アフリカの発展途上国などは大変だろう。そもそもアメリカは国籍で入国禁止にしている国だってあるしね。
日本国籍のパスポートでも、アメリカが禁止している国への渡航があったら、簡単に申請できるESTAが利用できなくなり、きちんと大使館などでVISAを申請して面倒な手続きが必要になる場合もあるようだ。
話を戻すと、これまでチームに帯同してきたスタッフやお世話係がいなくなったチームは、別の意味で不利になる可能性がある。
選手のコンディションだけでなく、今回はどこで試合をするのか、VISAは関係あるのか、それによって大きく戦略が変わってくる可能性がある大会だね。天候以外にコンディション調整に大きな差が出てくるかも?
とにかく無事に最後まで北中米W杯が終了することを祈っているよ。
外国人ドライバー育成物語
『福岡県大野城市の南福岡自動車学校がカンボジアの首都プノンペンに日本式の教習所を開き、ドライバー育成と日本への人材派遣に力を入れている。
人工知能(AI)と連動した教習車を導入して効率的に運転を身につけられる環境を整えた。
日本での運転手不足の解消に貢献したい考えだ。(共同通信プノンペン支局=松下圭吾)
2026年3月、プノンペンにある同社の教習所「ミナミドライビングスクール」を訪れると、カンボジア国内とは反対の左側通行で教習が行われていた。
指導員の水野奈都子さんは「日本基準の安全運転を習得するまで卒業できない」と真剣だ。
同社は2017年にカンボジアに進出。約4億円を投じ、2025年末に教習施設が完成した。「止まれ」「徐行」といった日本語の道路標識のほか、坂道発進やS字カーブ、クランクの設備がある。
教習生のチョーン・キムチムさん(31)は「交通ルールが厳格な日本での運転に慣れることができる」とほほ笑んだ。
日本政府は運輸業界の運転手不足を巡り、2024年に在留資格「特定技能1号」に自動車運送業を追加した。即戦力の外国人として働いてもらい、トラックやタクシー、バスの運転手を増やす計画だ。
同スクールの小林良介社長は、カンボジアの交通ルールは日本が整備を支援した経緯があるとして、日本と親和性があるとみる。
2026年4月の時点で計10人のトラック運転手を日本に送り出したといい「全国50超の運送会社から引き合いがある。27年からは年間300人を育てたい」と意気込む。
カンボジア政府は外貨獲得などを目的に国外派遣を奨励。日本は韓国やタイなどに続く規模の派遣先で、2025年12月時点で計2万人超が日本で働く。
政府高官は「将来は東南アジアの一大派遣国になりたい」と語る。
課題もある。地元の学校の教育水準がばらばらで日本語習得などに時間がかかることだ。そこで、より効率的な教習のためにAI教習車を導入した。
カメラが目線や首の動きを感知し、左右の安全確認の様子もチェックして運転技能を評価する仕組みだ。車内外の映像を端末で見せることができ「目標が立てやすい」と好評だ。
キムチムさんは静岡県内の物流会社に就職が決まった。カンボジアでは月収約300ドル(約4万7千円)だが、日本では2300ドル超になると目を輝かせる。普通免許の次は大型免許を目指すつもりだ。』
福岡の自動車学校がカンボジアでドライバー育成しているという記事。
最初、カンボジアの車社会になって、日本の人口減で自動車学校も海外に目を向け始めたのかなと思った。
でも記事の内容は、カンボジア人をトラックのドライバーとして輸出しようという試み。
人を輸出と言う言い方が気になる方もいるかもしれないが、あえてドライバーの輸出と言いたい。
経済的な需要からビジネスを開始したからだ。
もちろん人材育成という面もあるだろうが、日本で人手不足となっているドライバーを海外から輸入して供給するという面を強調したい。
と言っても、簡単な話ではない。
日本で働くことが条件であれば、ある程度日本語の会話だけでなく読み書きも必要となる。
特にドライバーとなると、直進や右、左、駐車禁止など必要な漢字を覚えておかないといけない。
カンボジアと日本とでは走行車線が逆だから、ハンドルや右折などは戸惑いもあるだろう。
ましてや大型トラックを運転するようになると、1つの勘違いで大きな事故につながる事もある。
経済的視点からドライバー輸出と言ったが、ミナミドライビングスクールは単なる金儲けだけでやってはいないと思う。
日本政府は運輸業界の運転手不足を巡って、即戦力の外国人として働いてもらい、トラックやタクシー、バスの運転手を増やす為に2024年に在留資格「特定技能1号」に自動車運送業を追加した。
でも、福岡の南福岡自動車学校がカンボジアに進出したのは2017年。
法的に決定する7年前からカンボジアに目を付け、4億円を投資して、2025年に施設が完成。
かなり長期的な視点でドライバー育成を計画されている。
運送会社に送った場合、1人当たりそれ相当の手数料をもらうと思うが、それでも4億円の投資を回収するには1年以上はかかるだろう。
現在、派遣会社などからドライバーを送り出した場合、派遣会社の取り分は25~40%ぐらいと言われている。
300名くらいドライバーを育成できれば2028年には投資額を回収できて、後は利益の上乗せと言う黄金の未来が待っているかもしれない。
但し、順調にいけばと言う話。
例えば、教習所の指導員1つ取っても、まだ発展途上国の域を出ないカンボジアに行くという人は少ないかもしれない。
特に最近では特殊詐欺のアジトがあってカンボジアは怖いなどという噂も出ているからね。
ましてや、カンボジアの政治体制や治安が不安定になったら、事業自体停滞してしまう可能性だってある。
あと、日本へ行ったドライバーが事故を起こしたら、日本人以上に非難にさらされる可能性が高い。
日本語力も非常に大きなポイントになるかもしれないが、カンボジアは東南アジアの中でもそんなに日本語熱が盛んなわけじゃない。
そもそもカンボジアは都市部以外では教育そのものに大きな格差があったりする。
そういう人は日本語以前の基礎から説明しないといけない場合もあるだろう。
カンボジア語って、日本語とは発音もまるで違うし、ドライバーにはなりたいけど、日本語力がネックと言う人はけっこう多そうだ。
まあ、課題はあるとはいえ、10年越しにドライバー育成をしたミナミドライビングスクールには頑張ってもらいたい。
カンボジアで成功出来たら、そのノウハウでタイに進出してもいい。
タイはカンボジアより日本語学習者が多く、日本と同じ左側通行と言う共通点もある。
こうやって自国で頑張ってきた外国人の受け入れは異文化共生の相手としては問題ないだろう。
『福岡県大野城市の南福岡自動車学校がカンボジアの首都プノンペンに日本式の教習所を開き、ドライバー育成と日本への人材派遣に力を入れている。
人工知能(AI)と連動した教習車を導入して効率的に運転を身につけられる環境を整えた。
日本での運転手不足の解消に貢献したい考えだ。(共同通信プノンペン支局=松下圭吾)
2026年3月、プノンペンにある同社の教習所「ミナミドライビングスクール」を訪れると、カンボジア国内とは反対の左側通行で教習が行われていた。
指導員の水野奈都子さんは「日本基準の安全運転を習得するまで卒業できない」と真剣だ。
同社は2017年にカンボジアに進出。約4億円を投じ、2025年末に教習施設が完成した。「止まれ」「徐行」といった日本語の道路標識のほか、坂道発進やS字カーブ、クランクの設備がある。
教習生のチョーン・キムチムさん(31)は「交通ルールが厳格な日本での運転に慣れることができる」とほほ笑んだ。
日本政府は運輸業界の運転手不足を巡り、2024年に在留資格「特定技能1号」に自動車運送業を追加した。即戦力の外国人として働いてもらい、トラックやタクシー、バスの運転手を増やす計画だ。
同スクールの小林良介社長は、カンボジアの交通ルールは日本が整備を支援した経緯があるとして、日本と親和性があるとみる。
2026年4月の時点で計10人のトラック運転手を日本に送り出したといい「全国50超の運送会社から引き合いがある。27年からは年間300人を育てたい」と意気込む。
カンボジア政府は外貨獲得などを目的に国外派遣を奨励。日本は韓国やタイなどに続く規模の派遣先で、2025年12月時点で計2万人超が日本で働く。
政府高官は「将来は東南アジアの一大派遣国になりたい」と語る。
課題もある。地元の学校の教育水準がばらばらで日本語習得などに時間がかかることだ。そこで、より効率的な教習のためにAI教習車を導入した。
カメラが目線や首の動きを感知し、左右の安全確認の様子もチェックして運転技能を評価する仕組みだ。車内外の映像を端末で見せることができ「目標が立てやすい」と好評だ。
キムチムさんは静岡県内の物流会社に就職が決まった。カンボジアでは月収約300ドル(約4万7千円)だが、日本では2300ドル超になると目を輝かせる。普通免許の次は大型免許を目指すつもりだ。』
福岡の自動車学校がカンボジアでドライバー育成しているという記事。
最初、カンボジアの車社会になって、日本の人口減で自動車学校も海外に目を向け始めたのかなと思った。
でも記事の内容は、カンボジア人をトラックのドライバーとして輸出しようという試み。
人を輸出と言う言い方が気になる方もいるかもしれないが、あえてドライバーの輸出と言いたい。
経済的な需要からビジネスを開始したからだ。
もちろん人材育成という面もあるだろうが、日本で人手不足となっているドライバーを海外から輸入して供給するという面を強調したい。
と言っても、簡単な話ではない。
日本で働くことが条件であれば、ある程度日本語の会話だけでなく読み書きも必要となる。
特にドライバーとなると、直進や右、左、駐車禁止など必要な漢字を覚えておかないといけない。
カンボジアと日本とでは走行車線が逆だから、ハンドルや右折などは戸惑いもあるだろう。
ましてや大型トラックを運転するようになると、1つの勘違いで大きな事故につながる事もある。
経済的視点からドライバー輸出と言ったが、ミナミドライビングスクールは単なる金儲けだけでやってはいないと思う。
日本政府は運輸業界の運転手不足を巡って、即戦力の外国人として働いてもらい、トラックやタクシー、バスの運転手を増やす為に2024年に在留資格「特定技能1号」に自動車運送業を追加した。
でも、福岡の南福岡自動車学校がカンボジアに進出したのは2017年。
法的に決定する7年前からカンボジアに目を付け、4億円を投資して、2025年に施設が完成。
かなり長期的な視点でドライバー育成を計画されている。
運送会社に送った場合、1人当たりそれ相当の手数料をもらうと思うが、それでも4億円の投資を回収するには1年以上はかかるだろう。
現在、派遣会社などからドライバーを送り出した場合、派遣会社の取り分は25~40%ぐらいと言われている。
300名くらいドライバーを育成できれば2028年には投資額を回収できて、後は利益の上乗せと言う黄金の未来が待っているかもしれない。
但し、順調にいけばと言う話。
例えば、教習所の指導員1つ取っても、まだ発展途上国の域を出ないカンボジアに行くという人は少ないかもしれない。
特に最近では特殊詐欺のアジトがあってカンボジアは怖いなどという噂も出ているからね。
ましてや、カンボジアの政治体制や治安が不安定になったら、事業自体停滞してしまう可能性だってある。
あと、日本へ行ったドライバーが事故を起こしたら、日本人以上に非難にさらされる可能性が高い。
日本語力も非常に大きなポイントになるかもしれないが、カンボジアは東南アジアの中でもそんなに日本語熱が盛んなわけじゃない。
そもそもカンボジアは都市部以外では教育そのものに大きな格差があったりする。
そういう人は日本語以前の基礎から説明しないといけない場合もあるだろう。
カンボジア語って、日本語とは発音もまるで違うし、ドライバーにはなりたいけど、日本語力がネックと言う人はけっこう多そうだ。
まあ、課題はあるとはいえ、10年越しにドライバー育成をしたミナミドライビングスクールには頑張ってもらいたい。
カンボジアで成功出来たら、そのノウハウでタイに進出してもいい。
タイはカンボジアより日本語学習者が多く、日本と同じ左側通行と言う共通点もある。
こうやって自国で頑張ってきた外国人の受け入れは異文化共生の相手としては問題ないだろう。