レオ14世教皇とAI(人工知能)
『【AFP=時事】ローマ・カトリック教会の教皇レオ14世は、今月の就任に際し、人工知能(AI)が抱える課題に言及し、希望と黙示録的な恐怖の両面をはらむAI技術に対し、宗教指導者が影響力を発揮することへの期待を強調した。この発言は、米国のプロテスタント福音派指導者らによって引用された。21日に公開されたドナルド・トランプ米大統領宛ての公開書簡の中で、福音派の指導者らは「責任ある形で加速するAI革命」を求めるとともに、「潜在的な危険性」に警鐘を鳴らした。 公開書簡で福音派指導者らは、「病気の治療や実際の問題解決に役立つ強力なAIツールの開発」を求めた。その一方で、「誰にも制御できない、自律的かつ人間を超える知性を持つ機械」への懸念も示され、シリコンバレーのいわゆる「AI終末論者」の表現を反映したものとなっていた。 レオ14世は今月10日、枢機卿らに対し、自身の教皇名は「最初の大規模な産業革命の中で社会問題に取り組んだ」レオ13世(在位1878~1903年)に敬意を表して選んだと説明。「こんにち、教会は新たな産業革命および人工知能分野における発展に対し、社会教説という宝を万人に提供する」と述べていた。【翻訳編集】 AFPBB News』
ローマ・カトリック教会の教皇レオ14世は人工知能(AI)が抱える課題に言及したというニュース。
今、AIは5年前と比べても格段の進歩を遂げている。
知能では既に一般の人間を上回り、チェスや囲碁などでも人間がAIに負けている。
そして今はAIエージェントなる物も発達してきている。
AIエージェントとは言うのは、簡単に言えばAIが自分で考えて、自分で行動できるロボットのようなもの。AI自身で経験値を積み上げられるのが大きな特徴。
イメージとして、
① 周囲のことを見たり聞いたりする(センサーみたいなもの)
② ①を参考にAIで考えて、何をしたらいいか決める
③ 実際に決めたことを実行する
④ 結果を見て、もっと上手にできるように学ぶ
つまり、人間からの指示がなくても、自動的に考え、実行してくれる。
例えば、自動運転などそうだよね。
複雑な道や障害物などをセンサーを通して、事故が起こらないように運転をサポートする。
このようにAIは人間の仕事を効率良くサポートしてくれるツールなんだけど、一方でAI自身が学んで、AIが勝手に自分達の都合のいいロボットなどを製作し始めたら、人間が制御できなくなるかもしれない。
そこが恐怖や潜在的危険性と言う言葉で表されているわけだ。
つまり、AIは諸刃の剣なのだ。人類の救世主にもなりえるし、人類を滅ぼす破壊者にもなりえるということ。
そこでAI革命をどのように進めていくのかが、現在大きな問題になっている。
実際、イギリスで始まった産業革命レベルの時代の変化なのだ。しかも、その速度は産業革命とは比べ物にならないくらい速い。
AIによるフェイクニュースやフェイク動画も増え、何が真実か見分けがつきにくくなっている。実際、写真や声を使って編集できる時代になってきているのだ。
AI革命に宗教家であるローマ教皇が関与するのは、人間の本質部分にもかかわってくるからだろう。
人間は感情に左右される生き物。
一方、AIには感情はない。
レオ14世のレオという名称は「最初の大規模な産業革命の中で社会問題に取り組んだ」レオ13世に敬意を表してという事らしい。
レオ14世がどのようなメッセージを送るのか。
アメリカ出身だし、最先端のITには肌で感じている部分もあるんじゃないか。
今後ともレオ14世の発言に注目だね。