環境に優しいヤギのクリスマス:浪費を防ぐ新風 | 世界面白ビックリニュース

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Xマスが終わったクリスマスツリーの行方


  『クリスマスが終わり、アメリカでは大量のクリスマスツリーが捨てられています。

 そうした中、ユニークで環境にやさしい解決策を取っている農場がありました。ロイター通信によりますと、アメリカ・イリノイ州の非営利団体「アーバン・グロワーズ・コレクティブ」では、飾りがついていない松のクリスマスツリーをお腹が空いたヤギの食料として受け入れているということです。

 この団体が所有しているイリノイ州の農場には現在9頭のメスのヤギがいて、寄贈されたクリスマスツリーを喜んで食べています。

 松は栄養価が高くビタミンを多く含み、ヤギの口臭を抑えることも期待できるため、真冬を迎えるヤギにちょうどいいということです。

 別の非営利団体「シーサイド・サステナビリティ」によりますとアメリカでは毎年1500万本近くのクリスマスツリークリスマスが終わった後、埋立地に捨てられているということです。(ANNニュース)』



 日本のイルミネーション中心のクリスマスと違い、アメリカでは本物の松を使ったクリスマスツリーを飾る習慣がある。



 メキシコなども実際の木を買ってきて、家に飾ったりしていた所もあったな。



 さて、クリスマスが終わった後のクリスマスツリーである。

 メキシコでは東方の三博士が訪問する1月6日まで年末年始をまたいでクリスマスが続くけど、アメリカはそこまで長くないようだね。



 まあ、日本のようにクリスマスが終わると一気に年越し準備になる国も珍しいけどね。

 こんなに忙しいには世界でも日本ぐらいのものだろう。



 アジアでも中国、台湾、韓国、ベトナムなどは旧正月を祝うので、彼等の中では1月1日は新年と言う意識はないからね。 そういう意味では日本のクリスマスから年末年始まではアジアでも珍しい形態だ。

 
 さて、クリスマスが終わったあとのクリスマスツリー

 けっこうな重さ、高さがある木だから、そのままにして置くわけにはいかない。



 通常アメリカでは埋め立て地に埋められるらしいけど、イリノイの農場では別の使い道があった。

 ヤギの餌になるのだ。
 

 松は栄養価が高くビタミンを多く含み、ヤギの口臭を抑えることも期待できるらしい。

 ベストリサイクルだね。


 
この方法は確かに環境に優しいとは思う。

 ただ、そもそもアメリカクリスマスの一時期にちょっと飾る為だけに、毎年1500万本近くのクリスマスツリーが浪費されているのって環境にどうかとは思う。



 メチャクチャ大きい木ではなくても、ここまで多ければ相当な資源の無駄だと思うのだが・・・。



 本物でなくても毎年使い回しできるクリスマスツリーを使用する方が、環境に配慮していることをアピールできるのではないかと思うのだが、どうだろう。



 昔からの伝統は辞められないという事だろうか。
 

 ヤギの餌になるという新しい試みは良いと思うが、所詮このイリノイ州の農場には9頭しかヤギがいないのだ。

 廃棄されるクリスマスツリーの再利用としては微々たるものだろう。



 美談として語るより、本当に環境に配慮する方法を考えるきっかけになればいいなと個人的には思うな。