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97歳の挑戦

 『【AFP=時事】マレーシアのマハティール・モハマド(Mahathir Mohamad)元首相(97)は5日、今月19日に実施される総選挙への立候補を届け出た。

  2018年に首相に返り咲いた際には「世界最高齢の現職首相」としてギネス世界記録(Guinness World Records)に認定されたマハティール氏は、リゾートとして知られるランカウイ(Langkawi)島の選挙区から出馬する。

  加齢による衰えが見られるが今も健康そうなマハティール氏は、出馬手続きのために島の主要都市クアにある庁舎を訪れると、自身が率いる「祖国闘士党」の旗を振る数十人の支持者に迎えられた。  

  マハティール氏はランカウイ島で記者団に対し、自分に勝機はあるとして、引退するべきとの指摘を一蹴。「私は今も皆さんと立ち話をして、理路整然とした回答をしていると思う」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News』

 

  マハティール氏と言えば、日本の経済的成功を見て最初の首相時代「Look East」と言ってマレーシアの経済発展に大きく貢献した人物。

  経済専門家ではないにもかかわらず、マレーシアを大きく変えた功労者だ。
 そして再び世界を驚かせたのが4年前の2018年。

  90歳を超えて、再びマレーシアの首相に返り咲いたのだ。

  いくらマレーシアの発展の功労者とはいえ、90歳を超えた人物を国のトップにするなんて、僕も驚いた。

  逆に言えば、そんな年になってもマレーシアでカリスマの影響力があるということだろう。

  そして、97歳の今、再び総選挙へ立候補をしたのだ。
 

  97歳まで生きられる人物もそこまで多くないが、今から政治家に戻るなんて、どこまでポジティブなんだ。

   通常イメージするのは、97歳って、寝たきり老人になってぼけ始めている人が多い年代。
 もう驚愕としか言いようがない。
 

 
 マハティール氏は政治家になる前は医者だった。
 医者から転職して、マレーシアの経済を大きく発展させたのもビックリだった。 

  東南アジアのリーダー的存在だった。

 通常であれば、引退してのんびり余生を過ごしているのが普通の年。

 それに驚きなのが、そんな100歳に手が届きそうな年代でも頭がしっかりしているのは凄くない?
 お金に困っているわけでもないだろうし、生涯マレーシアの将来に費やそうという心意気だろうね。
 

 マハティール氏自身が率いる「祖国闘士党」という党首としての仕事や90歳を超える政治家を支持するというのを見ても、どれだけカリスマ性があるんだろうと僕の想像をはるかに超えた人物。

 どのような生活をすれば、ここまで頭と体がしっかりするんだろう?

 マハティール氏の生き方もそうだが、生活を覗いて記録していると、今後の高齢化社会の大きなヒントが得られるのではないだろうか?