ロシア 領土ぶん取り計画 | 世界面白ビックリニュース

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ウクライナ人にロシアのパスポート
  


ロシアの占領下にあるウクライナ南部ヘルソンとメリトポリで11日、地元住民へのロシアのパスポートの配布が始まった。両市のロシア当局が発表した。

  ウクライナは、ロシアウクライナ領内でロシア市民を作り、「ロシア化」を進めていると非難している。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はこうした手続きを簡素化して推進している。

  ロシア国営タス通信によると、ヘルソンで11日に式典が行われ、第一弾としてまず住民23人がロシアのパスポートを手にした。数千人がパスポートの申請をしているとタス通信は伝えているが、これが事実かどうかは検証できていない。

  ロシアヘルソン州の知事に任命したヘルソン元市長のウォロディミル・サルド氏は、「ヘルソンの同志全員が、できるだけ早く(ロシアの)パスポートと市民権を得たいと思っている」と述べた。

  ウクライナ側はこの動きについて、同国の領土一体性に対する「はなはだしい違反」だと非難。プーチン氏の大統領令は「法的に無効」だとした。

  ロシアは2014年以降に占領したウクライナ南部クリミア半島と東部ドンバスの一部地域の住民に対しても、パスポートを配布してきた。

  一方的なクリミア半島併合や、ドンバスロシアの後ろ盾を受ける分離主義者が支配する地域を「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」として独立国家と承認したことをめぐり、ロシア国際的批判を浴びている。


 ■クリミア併合と同様の動きか ウクライナは現在、2月からの侵攻でロシア軍に占領された他の地域でも、同様の「ロシア化」が進行しているのではないかと懸念している。

 地元住民がロシア国籍を取得すれば、ロシア政府は彼らの「保護」が必要だと主張できるようになる。
ヘルソン
では、ロシア側からウクライナ通貨フリヴニャの代わりにロシアのルーブルを使用するよう命じられた市民が、この命令に逆らったとの報告もある。

  メリトポリがあるザポリッジャ州は、欧州最大のザポリッジャ原発を含むほとんどの地域がロシアの占領下にある。
ロシアが支配するクリミアやドンバスの一部地域でも通貨にルーブルが導入され、学校はロシアのカリキュラムの採用を強いられている。

  また、ウクライナ政府が選んだ地元の役人も追放されてきた。新たに占領した地域でもそのような動きが繰り返されている。 東部ルハンスク州セヴェロドネツクでは激戦が続いている。

 同州のセルヒイ・ハイダイ知事(ウクライナ政府が任命)によると、巨大なアゾット化学工場を含む工業地帯は依然としてウクライナ軍の支配下にある。


 ■そのほかの動き
  ロシア軍の激しい砲撃に対抗するウクライナ軍について、砲弾不足に陥りつつあると、南部ミコライウ州のヴィタリー・キム知事は述べた。

  ロシア軍の方がはるかに強力なためだとして、ウクライナへの長距離砲や弾薬の提供スピードを急ぐよう、知事は西側諸国に求めた。 欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長ウクライナの首都キーウウォロディミル・ゼレンスキー大統領と2度目の会談を行い、ウクライナの欧州連合(EU)加盟申請について協議した。

  委員長はゼレンスキー氏に対し、「法治主義を強化するため、大統領は多くの対策を実行してきた。
しかし、例えば汚職と戦う改革の実施など、やらなければならないことはまだ残っている」と述べた。

 EUは来週、ウクライナのEU加盟に向けた長いプロセスで次の段階になる、「加盟候補国」の地位をウクライナに与えるべきかどうか、判断することになると委員長は述べた。

  イギリスの複数の軍事アナリストは、ロシアが使用している地対艦ミサイルの精度は非常に低いと指摘している。ロシアはすでに、精密な巡航ミサイルなどハイテク兵器を大量に使用したため、精度の高い武器が不足しているからだとみられる。』

  ロシアに限らず、占領するときの手順は決まっているね。
占領地
の住民を自国民に変える。もしくは、占領地に自分達の息がかかった人間を移住させ、その人口比率をあげていく。

  今回はウクライナ親ロシア住民がいたということで、国家独立を承認したり、それがロシアウクライナ侵攻の大義名分になったりしたわけだ。

  プーチン大統領ロシアのパスポート手続きを簡素化したのは、自分達の大義名分を視覚化して言い訳できるようにするためだろう。
後で国際法違反だと言われても、ロシアのパスポートを受け取っていれば、ロシア国民への救済だと世界に主張できる。

 自国民であるロシア人を助けるための手段で、仕方がなかったっと。

 それが本人の意思ならばまだいい。
だけど、ロシア軍に占領されている地域のウクライナ人ロシアから国籍変更の圧力をかけられているだろうことは容易に想像がつく。

  ロシア占領下ロシアの言うことを聞かないってことは、命を懸けると同意だろう。
ロシア国民
になりたくないウクライナ人までもロシア人にされてそうじゃない?

  一部のニュースではロシアのシベリアに輸送されたという物騒な話も出ているけど、ロシアならやりかねない。

 実際、満州国にいた日本人の一部は終戦後ソ連に連れていかれ、多くの人が亡くなった事実がある。
ラーゲリから来た遺書』などを読めば、どれだけ多くの日本人がソ連に連行されて、白樺の肥やしになったかわかるだろう。 ロシアのパスポートウクライナ人に渡すということは、本人が望んでいない限りはしてはいけないこと。
プーチン大統領はそれを政治的に利用しようとしている。

  ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが東部の地域を無理矢理独立国にしてロシアの衛星国に仕立て上げようとしているプーチン大統領の画策がわかっている。

  ロシアのプーチン大統領ウクライナ全土を奪うのは完全に当てが外れたが、それでも東部を抑えれば以前ぶんどったクリミア半島と結びつき、念願の自由な不凍港が手に入るというわけで最低限の目的は達成することになる。

  ロシアは国土は広いけど、冬はほとんどの港が凍ってしまう。
ロシア
にとって、冬でも使える港は何が何でも欲しいものだった。

 黒海を制圧できれば、ウクライナはもちろん、NATO加盟国のトルコやかつての東側諸国であるルーマニア、ブルガリア、それにモルドバ、ジョージアといったかつての旧ソ連の国々にも目を光らせことがたやすくなる。

  ウクライナ東部を制圧するだけでも、ロシアにとっては大きな意味があるのだ。

 ロシアが言いがかりをつけて、ウクライナに戦争を仕掛けて領土を横取りすることが現代においても堂々やれているのを、私達は見過ごしてはいけない。

  日本も土地や建物が、中国人韓国人に買われているというニュースもあるが、ウクライナ情勢を見ていると他人事じゃないかもしれない。

  土地や建物の権利関係もそうだけど、日本の帰化申請制度自体は大丈夫なのか?
 形式的に手続きをしていないだろうか。

 帰化を認めたら、対外的には日本人になるということだ。つまり、日本人と同等の権利が与えられるわけだ。

  なぜ日本人になりたいのか、その辺の理由をきちんと聞いて判断しているのか。
いつの間にか似非日本人が増えて、今回のロシアのようにスパイになっていたり、同胞が酷い目にあわされているとか言って日本が戦争を仕掛けられないように、その辺もよく考えていないといけないかもね。