ジェドマロースを知っていますか | 世界面白ビックリニュース

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ロシアのクリスマス
 


 『【12月24日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は23日、ロシア版サンタクロースの「ジェドマロース(Ded Moroz)」に対し、かつて大統領就任を助けてくれたと感謝の意を表し、今後も政策実行を後押ししてほしいと願った。


 旧ソ連圏では、長いひげでサンタによく似た霜の精のジェドマロースが、大みそかに子どもたちにプレゼントを配るという言い伝えがある。

 プーチン氏が最初に大統領職に就いたのも1999年の大みそかだった。ソ連崩壊後初の大統領だったボリス・エリツィン(Boris Yeltsin)氏が突然辞職し、首相だったプーチン氏を大統領代行に任命した。
 

 プーチン氏は23日に行われた年末恒例の記者会見で、ジェドマロースの故郷とされる北西部ベリキーウスチュグ(Veliky Ustyug)の記者から、ジェドマロースが過去23年間願いをかなえてくれなかったと訴える男性による訴訟に関する所感を問われた。
 

 プーチン氏は「私とジェドマロースの関係は常に良い形で発展してきた」と答え、「プレゼントを配るだけでなく、国家や市民の事業も手伝ってもらえれば」と願った。

 訴訟を起こした男性に対しては「私はジェドマロースを擁護できる。

 ジェドマロースは、良い子にしていた少年少女の願いだけを聞き入れてくれるということを思い出してほしい」と述べ、「自分自身の行動を振り返ってみては」と促した。


 国内外の記者が出席するプーチン氏の年末会見は、4時間程度続くのが慣例となっており、硬軟取り交ぜた質問が飛び交う。(c)AFP』

 ロシア版サンタクロースは「ジェドマロース(Ded Moroz)」というらしい。

 ロシアは一般的に見ればキリスト教国であるだろうが、ロシア正教カトリックプロテスタントとは違う。
総主教はモスクワにあり、ギリシャのように正教会に属する。

 ソ連時代は宗教は毒として迫害を受けていたが、ロシアになってからは9000万近く信者がいるらしい。


 ロシアのプーチン大統領と交流があることでも、現在は宗教としてパワーをを持っていることがわかるだろう。

 旧ソ連圏では、長いひげでサンタによく似た霜の精ジェドマロースが、大みそかに子どもたちにプレゼントを配るという言い伝えがあるらしい。

 キリスト教ではあるが、12月25日をクリスマスとして祝うカトリックとは、ロシア正教として一線を引いていると言えるよね。

 ジェドマロースが過去23年間願いをかなえてくれなかったと訴える男性による訴訟がるということも驚きだね。

 日本で言えば、神様が23年間自分の願いを叶えてくれなかったから、法的手段に訴えたという感じだよね。ロシアで、そういう訴訟が行える法律システムにもビックリだけど。


 プーチン大統領は「ジェドマロースは、良い子にしていた少年少女の願いだけを聞き入れてくれるということを思い出してほしい」と述べ、「自分自身の行動を振り返ってみては」と普通の回答をしているね。

 要するに、プーチン大統領は「君の行いが悪いから、願いが叶わないのだ」と言っているんだよね。
まあ、こういう質問を大統領に質問する記者も記者だと思うが。

 1999年にボリス・エリツィン(Boris Yeltsin)大統領が突然辞職し、首相だったプーチン氏が大統領代行に任命されてから、ずっとロシアのトップ(一時期メドベージェフ氏に大統領を譲っていたが、実質的な権力者ではあった)で君臨しているプーチン大領領からすれば、ずっと願いが叶っているということになるのだろう。

 ロシアという大国を20年以上、牛耳ってきたプーチン大統領独裁者の域に達しているような気もするね。