何歳からもでもチャレンジ
「【CGTN Japanese】中国のインターネット上で先週、85歳のカリスマおじいちゃん王徳順(Wang Deshun)さんが話題となりました。
王さんは今月17日、北京市密雲区の穆家峪空港で、スロベニアの航空機メーカー、ピピストレルが製造した軽量型飛行機「SW100」を操縦して40分間飛行し、中国最高齢パイロットとなりました。
1936年に中国東北部の遼寧省(Liaoning)瀋陽市(Shenyang)の農村部に生まれた王さん。若い頃には同市のバス会社で車掌を務めたり、軍需企業で働いたりしていました。小さい頃から演芸が好きで、余暇を利用して演劇やダンス、音楽などのサークルに参加し、1960年に演劇の俳優になりました。
チャレンジ精神が旺盛な王さんは49歳の時に北京に出てパントマイムを始め、57歳で彫刻、65歳で乗馬、78歳でオートバイ、79歳でファッションショーのモデル、80歳でDJ、そして85歳の今年、パイロットに挑みました。
民間航空機のパイロットは一般に60歳前後でリタイアしますが、85歳の王さんは30日間の理論学習と50日間の飛行訓練を経て、第一段階の学習を終えました。
気体動力学などの試験で82点という良い成績も取りました。
王さんの人生のモットーは、「やりたいことなら、遅すぎということはない。やりたくないことなら、言い訳をして尻込みする。一生は長くも短くもない。チャレンジを恐れず、時間を無駄に過ごさず、充実した人生を送るべきだ」。(c)CGTN Japanese/AFPBB News」
「何才からでもチャレンジできる」とか「今が一番若い」とかいろいろ啓発本には書いてあるけど、頭でわかってもどうしても無理だという気持ちがどこかにあるのではないだろうか。
だけど、この中国の85歳のおじいさんの生き方を見ると、自分で自分の限界を決めていたのかなと思ってしまう。
49歳の時に北京に出てパントマイムを始め、57歳で彫刻、65歳で乗馬、78歳でオートバイ、79歳でファッションショーのモデル、80歳でDJ、そして85歳の今年、パイロットに挑んだらしい。
似たようなことを少しずつ広げていったのではなく、全く繋がりのないような新しいことにチャレンジしているのだ。
しかも乗馬が65歳、オートバイが78歳、パイロットが85歳って信じられない。
普通は今まで やっていてもそろそろやめようかというような年齢だ。
78歳でバイクって,こけたりしたら自分も大怪我を負うし、判断力も鈍って人に迷惑をかけるかもしれない。
普通始める年じゃないよね。
普通始める年じゃないよね。
それを上回るのが85歳でパイロット。 普通の若い人でも航空機や天候など基礎知識習得だけで四苦八苦する感じだ。
年齢もさることながら、そういう厳しい基準を突破するだけの肉体と頭脳を持っていることに驚きだ。
いくらやりたいといっても、85歳のほとんどの人が基準突破できないはずだ。
モチベーションも凄いが、それに伴う体と頭を持っていることが素晴らしい。
いい刺激をもらったね。