チャレンジ精神を思い出させるパラリンピック | 世界面白ビックリニュース

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トライアスロンで銀
  

 『<東京パラリンピック:トライアスロン>◇男子(運動機能障害PTS4)
 ◇28日◇お台場海浜公園
初出場の宇田秀生(34=NTT東日本・NTT西日本)が、トライアスロンに新しい歴史を作った。

  男子PTS4(運動機能障害)に出場した宇田は苦手のスイムで8位と出遅れたものの、バイクで3位に浮上。最後のランでさらに1人を抜き、銀メダルに輝いた。

  16年リオデジャネイロ大会から採用された同競技で日本勢初のメダル獲得。

  五輪競技とともにパラリンピック競技も統括する日本トライアスロン連合(JTU)にとっても、五輪、パラリンピックを通じて初の表彰台で「メダル競技」の仲間入りを果たした。

  ゴール直前、宇田は関係者が座るスタンドに向かって、手を振った。「これまでやってきたことを、見てもらう。発表会にしたい」という思いで、満面の笑みをみせた。

  それでも、ゴール直後には号泣。「いろいろな気持ちが込み上げて」と言って目を腫らした。

  13年5月、宇田は就業中の事故で右腕を切断した。わずか5日前に結婚したばかり。新妻亜紀さんのおなかには第1子もいた。周囲の支えで何とか前を向き、半年後にはリハビリで水泳を始めた。

  これが、トライアスロンへの第1歩だった。
子どもの頃からサッカー一筋、滋賀・水口高では県選抜で1学年下の野洲高・乾貴士ともプレーした。

  基礎体力と根性はあった。
ランもバイクも得意だった。15年に本格的にレースに出場すると、すぐに世界レベルになった。

  世界選手権シリーズW杯を転戦して結果を残し、パラリンピックのメダル候補になった。

  新型コロナ禍の昨年は、健常者のトップ選手と沖縄で長期合宿を行った。五輪を目指す若手が練習パートナーを務めてくれた。

  だからこそ「障がい者としてではなく、アスリートとして見てほしい」と話す。「健常者と同じ量と質のトレーニングをしてきた。競技力を評価してほしい」。自信を込めて、力強く言った。』

  いや~、凄いの一言。
  パラリンピックって、ある意味、自分がしてきた言い訳を表に出してくれるよね。

  障碍者でありながらトライアスロンに挑戦する、そのチャレンジ精神が先ず凄い。

  トライアスロンって、水泳、バイク、ラン。つまり、泳いで、自転車乗って、最後に走る。
健常者でも僕は1つだけでも体力なくなってしまいそう。

  特に銀メダル獲得の宇田秀生さんは、右腕の根元からない。通常だとバランスを取るのにもかなり慣れないといけない気がする。

  片腕で泳ぐ選手というのは、順位に関係なく僕は尊敬の眼差しでしか見れない。泳ぐときのバランスもそうだが、推進力を片腕と足でカバーしなければいけないのだ。

  自分が片腕だけでどれだけ泳げるのか、想像できない。相当きついのは確かだ。
もう一本の腕と足のキック力を鍛えあげないとできないだろう。

  自転車だって片腕で操作となると、やはり気をつけなければいけないことは両腕のある健常者の非じゃない。何かあっても、左腕一本でバランスを取り、操作し続けなければいけないのだ。

  サッカーでプロを目指してた体力と精神力って、凄いんだなと改めて思わされた。

  宇田秀生さんが障碍者の競技としてというじゃなく、純粋にアスリートとして評価してほしいというのは、理解できる。

  健常者の多くが宇田秀生さんに挑戦しても、トライアスロンで勝てないだろう。
  宇田秀生さんは、そこが言いたいんじゃないかな?

  ハンディのある身体障碍者の競技パラリンピック)だから、ちょっと下に見る人もいるかもしれないけど、実際は普通にやっても勝てないくらい鍛えているんだよと。

  逆にハンディがある分、健常者以上の努力が必要だよ。

  3つの要素を組みわせたトライアスロンなら、尚更だ。
  僕は宇田秀生さんの言うように、素直にアスリートとして評価したいと思ったな。

  なんだか、勝手に限界を作っていた自分に喝!を入れててくれたような感覚。

  銀メダル、おめでとうございます!