シリア難民親子人生「塞翁が馬」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150922-00000735-fnn-int
『ハンガリーで、女性カメラマンに足をかけられた難民の親子が、スターとまさかの対面を果たした。
レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウド選手と、笑顔で写真を撮る親子は、9月8日、ハンガリーで、女性カメラマンにわざと足をかけられ、転ばされたシリア難民の親子。
世界中が、この親子に注目する中、父親が、シリアでサッカーの監督をしていたことを知ったスペインのサッカーコーチ養成学校が、この父親に仕事をオファー。
その後、レアル・マドリードが親子を試合に招待し、今回の対面が実現した。
今後、学校は、トルコにいる残りの家族も、マドリードに呼ぶ予定だという。』
シリア難民がハンガリーに押し寄せた際、その様子を撮影していたハンガリーの女性カメラマンがシリア難民親子に足を引っ掛けて転ばせた事件。多くの人にとって記憶に新しいだろう。
よく知らない方はこちらをチェック。
蹴られた瞬間のシリア難民親子
子供を抱えていて頭からひっくり返ったシリア難民親子。打ち所が悪ければ、首の骨などを折って大事故につながっていたかもしれない。
シリア親子が足を引っ掛けられて派手に転ぶ様子は他のカメラマンに撮影されており、それが世界中に放映されると、世界中から非難が集中した。そしてハンガリーの女性カメラマンは職を失った。
全世界に注目されたこのシリア難民親子。
「塞翁が馬」という故事があるけど、正に人生何があるかわからない。 ハンガリー女性カメラマンに転ばされたお陰で、世界中から注目され、シリアでサッカーの監督をしていた事がわかると、スペインのサッカーコーチ養成学校が、この父親に仕事をオファーしたというのだ。
親子にとっては定住できる地と仕事を同時に手に入れた。しかも、シリアでの自分のキャリアが活かせる仕事だ。 こんな幸運なドラマもないよね。
多くのシリア難民がハンガリーやセルビア、クロアチア辺りで足止めを食らって不安な状況に陥っている中、すぐに仕事も見つかったのだ。しかもあまり人がやりたがらない仕事じゃなく、自分の好きな仕事が。
ハンガリーカメラマンに転ばされたのは不幸だったが、そのお陰でシリア難民親子に幸運が舞い降りた。
あの時、ハンガリー女性カメラマンに転ばされなければ、その映像が世界に発信されなければ、今の状況は間違いなくなかった。
しかも、このシリア難民親子はレアルマドリードの試合に招待され、バロンドール賞を取った世界的に有名なストライカー、クルスチアーノ・ロナウドと対面もできたのだ。
いや~、人生何が幸いするかわからないね。 人生諦めたらいかんね。
シリア難民問題をもう少し詳しく知りたい人はこちら。
シリア難民問題
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