塩レモンがブーム? | 世界面白ビックリニュース

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モロッコ生まれの塩レモン

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140720-00000516-san-life


『今、話題の「塩レモン」はモロッコ生まれの調味料。数年前に流行したタジン(蒸し鍋)料理などに使われる。

 塩レモンは「塩こうじ」に続き、定番になるとの期待もある。料理研究家の柳沢英子さんによると、しょうゆ感覚で和食に使えるという。(寺田理恵)  

 ◆少量から作れる

  塩レモンは、切ったレモンと塩を一緒に瓶に詰めるだけで手軽に作れる。

  柳沢さんは塩レモンモロッコ料理以外に日常的な和食の調理に使えるようにと、料理本『すごい!塩レモン使いこなしレシピ』(小学館)を出版した。

  肉ジャガ、ブリ大根、洋風白あえなども紹介。刺し身につけたり、冷ややっこにかけたりといった使い方もできる。  

  「しょうゆを使う料理にはほとんど合います。しょうゆを大さじ2杯使うところを、塩レモン汁なら1杯。ちょっと少なめで味が決まります。まろやかで味わい深く、こんなに役立つのか、と驚きました」

  塩レモン一切れは一般的な梅干し1個と同量。塩レモンを漬けるときの塩分濃度は人によるが、柳沢さんは梅干しを漬けるときと同程度にした。まるごと一切れを、カリフラワーをゆでるときに入れると色よく仕上がる。

 ご飯を炊くときに一切れ入れ、さわやかな香りを足せる。汁をしょうゆ代わりに使えるほか、皮を千切りにして添えれば彩りや香り付けになるという。

  柳沢さんは「付け合わせ用に買ったレモンが余ったとき、少量から作ることができます」と助言する。


 ◆グリーンでもどうぞ    塩レモンはこれまで市販品の入手が困難で、レモンを栽培する農業生産法人「紀州観音山フルーツガーデン」(和歌山県紀の川市)は7月14日に瓶入りを発売したところ、すぐに7月分が完売となった。

 ワックス・防腐剤不使用で、農薬を10カ月近く使っていないレモンを1カ月以上、漬け込んで熟成させた。

 担当者は「観音山レモンは皮まで安心して食べられるので、2、3カ月前から『塩レモンを作りたい』という注文が倍ぐらいに増えている。塩レモンを作ってみたが、消費者の手応えはいい」。

 塩レモンのブームが、国産レモンを知ってもらうきっかけになるとの思いもある。

 「この機会に広島産のレモンをもっと利用してもらえれば」と話すのは、レモンの生産量日本一を誇る広島県の農業産地推進課の担当者だ。

 同県の瀬戸内海に浮かぶ島々は温暖な気候に加え、レモンの嫌う風が弱く栽培に適しており、甘味があって食べやすいレモンができるという。

 ただ、今はレモンの端境期に当たり、流通量が増えるのはハウス栽培のグリーンレモンの出荷が始まる8月頃。

 「出荷開始までブームが続けば。レシピ本などではイエローレモンが使われるが、グリーンレモンでも作ってほしい」と期待を込める。

 【塩レモン】  国産レモン2個▽塩大さじ4  

 〔1〕レモンは洗って水気を拭き、8等分に切る。両端を切り落とし、最初に横半分に切ってからそれぞれを4等分にすると、きれいに切りやすい。

 〔2〕熱湯をかけて自然乾燥させた密閉瓶(容量500ミリリットル程度)に塩大さじ1→レモン1個分→塩大さじ1→残りのレモン→残りの塩-の順に入れる。

 最初、瓶の底に塩を敷き詰めるように、最後は塩で蓋をするつもりでまんべんなく入れる。蓋が金属の場合は閉める前にラップをかませる。

 〔3〕そのまま2週間おいて汁が上がってきたら完成。瓶を振って全体を混ぜてから使う。熟成させるほど味がまろやかになる。


  【塩レモン肉ジャガ】  《材料・2人分》  牛バラこま切れ肉(3センチ幅に切る)100グラム▽ジャガイモ(一口大に切る)2個▽タマネギ(くし形切り)1/2個▽ニンジン(乱切り)1/3本▽サラダ油小さじ2▽だし汁1 1/2カップ▽みりん大さじ2▽塩レモン汁大さじ1▽サヤインゲン(ゆでて斜め薄切り)4本


 〔1〕フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、牛肉を入れて炒める。肉の色が変わったらジャガイモ、タマネギ、ニンジンを加えて炒める。

 〔2〕全体に油が回ったら、だし汁、みりんを加える。煮立ったらあくを取り除き、塩レモン汁を加える。落とし蓋をして、弱火で15分煮る。火を止めてそのまま冷ます。

 〔3〕食べる前に温め直して器に盛り、サヤインゲンを添える。(いずれも『すごい!塩レモン使いこなしレシピ』から。)』  


  塩レモンが人気だそうな。  タジン(蒸し鍋)料理などに使われ、元々は北アフリカのモロッコ生まれとか。


  マグレブ3国のモロッコジブラルタル海峡を挟んで、スペインとすぐだし、アラブとヨーロッパの混ざった国だ。

 モロッコの公用語アラビア語とベルベル語だが、旧宗主国のフランス語もよく通じる。

 というか、フランス語は第2言語として勉強しているので、大抵のモロッコ人がわかると思う。

 またヨーロッパに近いので観光客も多く、スペイン語や英語も他のマグレブ諸国であるアルジェリアやチュニジアに比べるとよく通じる。

  そんな日本からはるか遠いモロッコの塩レモンが脚光を浴びている。

   塩レモンは和食ともよく合うようで、料理本『すごい!塩レモン使いこなしレシピ』が発売されたという。

価格:972円(税込、送料込)

 
  レモンと塩は日本でも昔から馴染みがある食べ物だし、味だよね。

   レモン生産日本一の広島県は和菓子などにも利用してレモン普及に取り組んでいるから、この塩レモンの普及にも力を入れそうだね。

   モロッコと日本の味の共通点ができるなんて、なんか不思議な気がします。

モロッコ王国の国名の意味は「日の没する地の王国」。

  日本は「日出ズル国」。

  遠いと思っていた北アフリカのモロッコと日本の共通点

  こんな食文化からも友好関係が築いていけたらいいね。