http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120523-00000087-jij-int
『【北京時事】「公衆トイレ内のハエは2匹を超えてはいけない」―。23日付の中国各紙によると、北京市政府は「公衆トイレ管理基準」を策定し、公園や観光地、飛行場、駅などの公衆トイレの衛生状況を改善するため、「ハエは2匹まで」という一風変わった新基準を設けることにした。
市政府担当者は「ハエはトイレで用を足す人を不快にするだけでなく、各種疾病の感染原因にもなる。数量化規定を作ることで監督や検査を行いやすくする」と説明。
さらにトイレ内の臭いに関しても「臭いなし」の0級から「強烈な臭い」の5級まで区分し、抑えるよう求めた。
この「ハエ基準」に対して国内のミニブログ「微博」では議論が沸騰。「ハエは飛んでいる。
本来は2匹なのに、検査の時に1匹が飛んできたり、本来は5匹いるのに検査時に3匹出ていったりしたら、そのトイレは合格なのか不合格なのか」といった書き込みが相次いでいる。』
中国は上の政府からのトップダウンで運営されている国だけど、この北京の「公衆トイレ管理基準」には??? ハエ2匹までって、どうして??
中国国内のミニブログ「微博」でも書かれてある通り、ハエは動くものだ。じっとしているものではない。
たまたま北京トイレの検査時に2匹になることもあるだろうし、いつも10匹以上いるのに検査前に駆除して一時的に0にするという事もできるわけだ。
それより何より僕の気になるのは、どこからハエ2匹がでてきたのだろうか? 先ず2匹と言う数字は一体どこから出てきたのか?
なぜ1匹でもなく、3匹でもなく2匹なのか?
日本人的感覚から言えば、ハエ2匹ではなくハエをなくすトイレ基準の方がわかりやすくて清潔なルールだと思うんだけど。なぜ2匹はOKなのだろうか?
このトイレ基準を作った北京市政府の方に、是非ともその理由を聞きたいですな。
中国のトイレはハエも気になるかもしれないけど、用を足すドアがなくて他の人から丸見えだったたり、排水溝が一つの溝になっているので前の人がしたものが水と共に流れてきたりして、外国人には非常に抵抗がある。
しゃがんでいる時に人から丸見えでも中国人は話しながら用を足しているのを見ると、本当に異文化だと感じる。日本人にはなかなかできない。
というか、壊れてもいないのにドアがないトイレって中国ぐらいじゃないかな?
もちろん途上国のド田舎にいけばあるけど、都市だと中国でしか僕は見たことないな・・・。
北京にもっと外国人を誘致しようと思ったら、ハエよりも根本的な中国式トイレの再検討をした方がいいと思う。
それにしても、こんなニュースが出るって事は、北京の公衆トイレはハエがいて当たり前なんだね。
寄生虫博士の中国トイレ旅行記
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