うるさいから子供を射殺した母親
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110207-00000504-san-int
『アリゾナ州での銃乱射事件など銃による犯罪が絶えない米国で、耳を疑うような猟奇的殺人事件が発生した。
フロリダ州在住の50歳の母親が、自身の十代の子供2人を相次ぎ38口径の拳銃で射殺。
その動機は「うるさかったから」だという。殺された子供たちについて友人や教師などは、ごく普通の子供だったといい、事件の発生を信じられない様子で語っている。(黒川信雄)
事件は1月27日に発生した。その日、ジュリー・シェネッカー容疑者(50)は、13歳の息子をサッカーの練習場まで車で送って行く途中だった。 シェネッカー容疑者はサッカー場への道程で、突然息子の頭をめがけ銃を発砲。息子は頭部に2発の銃弾を受け死亡した。
シェネッカー容疑者はそこから自宅に戻ると2階にあがり、パソコンに向かい勉強をしていた16歳の娘を背後から射殺した。 警察がシェネッカー容疑者の自宅に踏み込んだのは翌28日朝のこと。
テキサス州に住む容疑者の母親が、彼女と連絡が取れないといい、警察に捜査を依頼したためだ。警察が容疑者を発見した際、彼女は血まみれの服を着たまま、家の裏手にいるところを発見されたという。
逮捕された後、シェネッカー容疑者は殺害の様子を詳細に警察に話したというが、地元報道などによると殺害の理由については「(子供たちが)口うるさく、反論ばかりしてきたから」とだけ語っているという。警察は「彼女がなぜこのような事件を犯すことができたのか、その本当の理由を彼女から聞くことはまず無理だろう」としており、犯人の動機を探る捜査は行き詰まりを見せている。(現地報道や犯人の写真などはhttp://edition.cnn.com/2011/CRIME/01/29/florida.children.killed/?hpt=T2)
ただ母親は、その後見つかったメモ書きから、2人を殺害した後に自殺をする考えだったことが明らかになっているといい、犯行は計画的なものだったことが浮かびあがっている。シュネッカー容疑者は過去に犯罪歴はなく、犯行の5日前に銃を購入したばかりだった。
また自身の母親に対しては子供について悩んでいることを打ち明けている。
ただ子供たちの日常の振る舞いについて、報道では悪い評判はほとんどないと指摘している。友人など数百人が参列した追悼式では「母親が犯行に及んだことは本当に残念だ。このような仕打ちを受けるべき子供たちではなかった」「大切な友達だった」などと、犠牲者を悼むと同時に、犯行の理由について困惑の声が多くあげられた。
また殺害の状況から、警察は子供たちが母親に襲われることを全く予期していなかったと考えており、それも殺害の理由を一層不可解なものにしている。
シュネッカー容疑者の夫は米陸軍に所属しており、犯行があった当時は中東カタールに出張中だったという。』
親子関係も複雑な場合がこの世には色々あるけど、やっぱり母親が子供を射殺と言うニュースを聞くと、心が寒くなる。
アメリカのフロリダ州で起きた悲劇。子供について悩んでいたらしい母親は、遂に子供を殺す手段に出た。
それにしても不可解なのは、サッカー場まで送っていた息子を射殺。特別に喧嘩したわけでもないようだ。なぜ、突然変わった精神状態になったのだろう?
それから、家まで取って帰して、パソコンで勉強していた娘も射殺。
子供たちからすれば、一体何が悪かったの? と呪いたくなるようなシチュエーションだ。
アメリカでは銃の悲劇が後をたたない。この母親の子供殺人事件は、日常的に銃を持つ社会の恐ろしさも表しているんじゃないかな?